シンキャウ社刊『楽苑』1935年12月号より、大阪コーラルソサエティの写真です。
記事によると「大阪朝日会館でメンデルスゾーンのロープゲザング【Lobgesang, 交響曲第2番】を演奏したときの記念撮影。指揮者は大阪音楽学校教授、長井齊【ながいひとし、1893-1985】氏。大正15年9月創立、毎年クリスマスに50~80名の合唱団員に独奏者と管弦楽を加え、大規模の宗教音楽演奏を続行して現在に及ぶ有力の団体です。」とあります。画像に写っている独唱者たちはどなたなのかわかりませんでした。
創立10年目に入った頃の写真ということになりますね。それにしても戦前にこんな立派な合唱団があったとは。。
この大阪コーラルソサエティは今年(2016年)、90年の長い歴史の幕を下ろしたということです。