ボーイスカウト豊橋 第9団 カブスカウト隊の1泊舎営に参加してきました。
中学生が中心のボースカウト隊ではテントで泊まる野営ですが、小学生年代のカブスカウト隊(以下カブ隊)は屋内施設で宿泊する舎営をします。
場所は新城市吉川にある吉川野営場です。
この施設はボーイスカウト愛知連盟が管理している施設で、場長さんも活動に理解があり、直火OKの恵まれた施設です。
平成になったころからあらゆるキャンプ場は直火禁止となりました。
つまり地面に直接薪を置いてたき火ができないという状況です。
確かに自然に対して余計なインパクトを与えるべきでは無いのですが、キャンプのたき火まで自由にできないご時世には困ったものです。
おっと、話がそれました。
たき火論はさて置いて…。
土曜日の診療を終えて、いつもより早めの晩御飯を済ませて現地入り。
ちょうど営火(キャンプファイヤ)真っ最中でした。
営火に合流して楽しく過ごしました。
スカウトたちは場長の案内で蛍の観察に、私は裏方仕事で風呂のお湯張りです。
施設の大きなお風呂なのでお湯を張るのに数十分要しますし、湯量の調整も解りにくいので時々湯加減を見ながら微調整します。
帰ってきたスカウトたちを風呂に入らせ、組長さんと組長会議をして就寝させます。
「10時には電気を消しに行くから寝たふりしとけよ」と言ったら効果があったみたいで、そのまま皆静かに寝てしまったようです。
翌朝は6時に起床。
場内で散歩と体操です。
その後、朝食を摂って、スカウトの泊まった部屋の点検をします。
この点検ってシステムは良くできたもので、スカウトは自分の荷物や服装を整え環境整備をしてから整列して寝起きする部屋の点検を受けるのです。
同時に、リーダーはスカウトの顔を見て体調管理もできるのです。
午前のプログラムはロープワーク。
基本的なロープワークをおさらいして竹材とロープで急造担架を造って患者役を載せて競争です。
そのあとは小さめの運動場ぐらいの広場でシッポ取りをしました。
運動会の帽子取りみたいなもので、腰のベルトにチーフを尾のように挟んで下げてそれを取り合うゲームです。
本気で走り回りました。
今回は午前中で終わりですので、施設に帰って掃除をします。
「来た時よりも美しく!」これが合言葉です。
閉村式を終えて、場長とお話しする時間が持てました。
その中で場長は「今、野外トイレを洋式にできないか上に言ってる」と言ってました。
「今どき家も学校も洋式だし、せっかく楽しいところに来てもらったのだから快適に過ごしてほしい。コインシャワーでもいいから簡単に屋外でシャワーぐらいできる施設もほしい」とも。
僕らより一世代上で自衛隊経験もある場長の言葉に驚きました。
三十年以上ボーイスカウトやってると非日常こそが訓練キャンプの醍醐味だとばかり思っていましたが、こういう考え方もあるのだなと気づかされました。
実際、私が現役のボーイスカウト時代は直火は当たり前、テントはA型(家型)、トイレは掘った穴でするのが普通でした。
まあ、それを経験してるからこそ「いざとなっても大丈夫」という自信につながっては居ると思うのです。
でも今回、場長の革新的な考えを聞いて、古い概念もそろそろ捨てる時代になっているのかなぁと考えるきっかけとなりました。
実は今回の舎営での一番の収穫は、違った考え方を聞けたことでした。
また今度、自然に身を置きつつ自然に与えるインパクトと快適性との案分を思案したいと思います。
中学生が中心のボースカウト隊ではテントで泊まる野営ですが、小学生年代のカブスカウト隊(以下カブ隊)は屋内施設で宿泊する舎営をします。
場所は新城市吉川にある吉川野営場です。
この施設はボーイスカウト愛知連盟が管理している施設で、場長さんも活動に理解があり、直火OKの恵まれた施設です。
平成になったころからあらゆるキャンプ場は直火禁止となりました。
つまり地面に直接薪を置いてたき火ができないという状況です。
確かに自然に対して余計なインパクトを与えるべきでは無いのですが、キャンプのたき火まで自由にできないご時世には困ったものです。
おっと、話がそれました。
たき火論はさて置いて…。
土曜日の診療を終えて、いつもより早めの晩御飯を済ませて現地入り。
ちょうど営火(キャンプファイヤ)真っ最中でした。
営火に合流して楽しく過ごしました。
スカウトたちは場長の案内で蛍の観察に、私は裏方仕事で風呂のお湯張りです。
施設の大きなお風呂なのでお湯を張るのに数十分要しますし、湯量の調整も解りにくいので時々湯加減を見ながら微調整します。
帰ってきたスカウトたちを風呂に入らせ、組長さんと組長会議をして就寝させます。
「10時には電気を消しに行くから寝たふりしとけよ」と言ったら効果があったみたいで、そのまま皆静かに寝てしまったようです。
翌朝は6時に起床。
場内で散歩と体操です。
その後、朝食を摂って、スカウトの泊まった部屋の点検をします。
この点検ってシステムは良くできたもので、スカウトは自分の荷物や服装を整え環境整備をしてから整列して寝起きする部屋の点検を受けるのです。
同時に、リーダーはスカウトの顔を見て体調管理もできるのです。
午前のプログラムはロープワーク。
基本的なロープワークをおさらいして竹材とロープで急造担架を造って患者役を載せて競争です。
そのあとは小さめの運動場ぐらいの広場でシッポ取りをしました。
運動会の帽子取りみたいなもので、腰のベルトにチーフを尾のように挟んで下げてそれを取り合うゲームです。
本気で走り回りました。
今回は午前中で終わりですので、施設に帰って掃除をします。
「来た時よりも美しく!」これが合言葉です。
閉村式を終えて、場長とお話しする時間が持てました。
その中で場長は「今、野外トイレを洋式にできないか上に言ってる」と言ってました。
「今どき家も学校も洋式だし、せっかく楽しいところに来てもらったのだから快適に過ごしてほしい。コインシャワーでもいいから簡単に屋外でシャワーぐらいできる施設もほしい」とも。
僕らより一世代上で自衛隊経験もある場長の言葉に驚きました。
三十年以上ボーイスカウトやってると非日常こそが訓練キャンプの醍醐味だとばかり思っていましたが、こういう考え方もあるのだなと気づかされました。
実際、私が現役のボーイスカウト時代は直火は当たり前、テントはA型(家型)、トイレは掘った穴でするのが普通でした。
まあ、それを経験してるからこそ「いざとなっても大丈夫」という自信につながっては居ると思うのです。
でも今回、場長の革新的な考えを聞いて、古い概念もそろそろ捨てる時代になっているのかなぁと考えるきっかけとなりました。
実は今回の舎営での一番の収穫は、違った考え方を聞けたことでした。
また今度、自然に身を置きつつ自然に与えるインパクトと快適性との案分を思案したいと思います。