広小路歯科 院長の雑記帳  (豊橋の歯科医院)

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愛知学院大学歯学部 28回生 卒業20周年祝賀会

2014-10-27 09:26:24 | Weblog
週末、歯学部の同窓会へ行ってきました。

1988年に18歳で出会って6年間一緒に過ごした仲間もすでに45歳になる年です。
歯学部と言うところは特に9割が歯科開業医になるという超特殊な学部です。
医学部ですと研究者や勤務医やお役人などの道もありますが、歯学部には他の道はそんなにありません。
ごく一部の人が大学病院に残っていたり口腔外科医として病院勤務をしているだけでみんな開業医なのです。
それと、ほとんどのカリキュラムが必須科目でしかも6年間、同じ国家試験突破という目標に向かった者達です。

それ故か、これは個人的な感覚かもしれませんが言わば戦友的な感じがしてならないのです。

確か、128名とかで入学したはずですが、途中でことごとく留年し卒業するころには同期入学は半分、上の学年から落ちてきた人が半分と言うサバイバル的な学部です。
それもそのはず、専門課程は全科目必須、単位の持ち越しがないので留年すると全教科取直し、再試験を受けても1教科でも不合格だと留年確定なのです。
つまり、その学年の科目が全て合格できないと進級不可にすぐになってしまうのです。

他の文系学部だと留年したら取り損なった単位を履修すればいいのですが、全科目取り直して全科目合格しないと進級できませんので、3年生を3回とか受けてる人も居るとんでもない所なのです。

そんな過酷なサバイバル学部をストレートで卒業し、国家試験を一発合格できたのは同期の仲間のお蔭なのです。
元来、勉強しなくても中の上ぐらいの成績でしたので、テスト勉強などまともにやったことなく、中学、高校を適当に過ごして歯学部に入りました。
3年生の解剖学が再試験になって、初めて本当のテスト勉強をしたのです。
その時、解剖学の勉強を徹夜で付き合ってくれたのが3年生で同じ学年になったOさんで、今でも感謝しています。

そのOさんにも会えました。
たぶん、今の歯科医師 大賀将志が存在するのもテスト勉強の仕方を終えてくれたOさんのお蔭です。

他にも互いの下宿を行き来して酒を飲み交わした面々など多くの懐かしい顔に出会えました。

この春から地方の大学の教授に就任した者も居ました。
歯学部的には彼が同期では出世頭と言っても良いでしょう。
早い人だと教授に就任する年齢なのですね。

それから、20代から合っていない女性陣ですが、驚いたことに劣化していませんでした。皆、当時の面影のままでした。
特に学士入学(編入生)で当時40歳ぐらいだった人も「もう還暦だよ」って言っていましたが当時のままでした。
40歳からの20年間のキープは想像以上でした。
「もう、これで最後かも10年後には来れないかも」って洒落にならない事言わないでください。
返す言葉に困ります。

そんなこんなで、楽しく過ごした同窓会。
今度は30周年で元気に会えるといいなと思い、名古屋から帰ってきました。





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