【はじめに】
未だ新型コロナは2類ではあるものの、流行も下火になりマスク着用も緩和された状況を見て、この3年間、一切の行事を自粛していた歯科医師会も旅行に行くことが可能であるとの考えの元、旅行に行ってきました。病棟勤務や介護職員などはいまだに旅行などを自粛して現場で奮闘されているとは思いますが、ご容赦ください。
【出撃前夜 0日目】
我々は、いわゆる開業医なので、好き勝手に医院を休んで遊ぶわけにもいかず、元々の休診日の木曜日を絡めて1日だけ臨時休診にして旅行の計画が成されることが多いです。”有給休暇”なぞは我々にとって夢の様なお話なのです。
今回は4月12日の水曜日を臨時休診にして13日の木曜日との2日間を沖縄旅行に当てました。
貴重な2日間を有効に利用するために12日(水)の午前6時5分発の飛行機を使います。
そうなると朝の3時とかに豊橋を出るという行程になってしまいます。さすがにそれでは午前2時起きとか洒落にならないので、11日(火)の晩に中部国際空港に隣接するホテルで1泊する事になりました。
今回の旅行の計画は理事会で専務をしてくれているK先生がしてくれます。
歯科医師会の旅行は旅慣れたK先生に任せておけば間違いないし、いつも良いプランを組んで全て手配してくれます。
それを知ってる皆は敬意を表して”Kツアーズ”などと言っています。
いつものように診療を19時には終えて待機していると19時半ごろ前述のK先生からの電話がなりました。
K先生はゴルフも釣りもするので荷物が多いから車を出すので、私ともう一人の先生を空港のホテルまで乗せてくれるのです。
月曜の晩には完璧にパッキングしていた荷物を持って駐車場に出ます。火曜の晩には診療を終えて即出発なのでパッキングは月曜日中に済ますのです。
K先生の車に私の荷物を載せてイザ、出発!
K先生の車にはK先生と私ともう一人、そしてまた違う車両が2台同じような時間で動き始めています。
私たちは豊川インター近くの蕎麦屋(鴨屋 食べログ)で晩御飯を食べました。
他の車両も個々に先生方を拾って晩ご飯を食べて、空港のホテルを目指しているはずです。
21時半ごろ空港のホテル(東横IN中部国際空港2)に到着、チェックイン。
今時のホテルはチェックインも自動化されていて画面に予約した名前をポチポチ入力します。
旅行をしていなかった3年で自動化・無人化がかなり進んだようです。
翌朝(12日)4時45分にチェックアウトしてフロント集合し、空港へ向かう予定なので、なるべく早めに就寝します。
【搭乗出撃 1日目】
4月12日(水)午前4時、ホテルの電話でセットしていたモーニングコールが第1日目の朝を告げている。
旅の宿では寝つきが悪いのだが、わりあいアッサリ寝られて睡眠サイクルの浅い午前3時半ごろには、なんとなく目覚めていました。
身支度と言っても着替えて髭を剃るだけだからものの15分程度である。
二度寝が怖いので4時半ごろにはフロントに移動してチェックアウトをすましました。
他の先生方も早めの動きをされていて、私がチェックアウトを済ます頃には大半が集結していました。
集合時間の4時45分、最後の先生がジャストに表れこれで今回の旅行の9人が勢ぞろいしました。
荷物が満載のK先生の車に乗せてもらってホテル駐車場から空港駐車場へ移動しました。
手荷物だけの他の先生方は連絡通路を歩きながら空港へ移動しています。
K先生は釣り竿まで持参だ。気合が入っています。
そして我々は空港で搭乗手続きをしました。
私は機内持ち込み用にショルダーバック、そして預け荷物として30リットルサイズのリュックという構え。
預け荷物のリュックには釣り用のプライヤーやフィッシュグリップを入れている。
搭乗カウンターで機内持ち込み可能な荷物サイズを示す枠が置いてあって、試しにリュックを置いてみるとピッタリ!
「なんだ、案外と大きいリュックも持ち込みできるじゃん!」と思って、背負ったまま保安検査に行ってしまった。
なんの考えも無く保安検査用の機械にリュックを流すと、保安係が「リュックに工具が有る様なので・・・」と言ってきた。
「しまった!!!せっかく預け荷物に釣り具を入れたのに、何を血迷ったかリュックを持ち込もうとしちゃった!!!」
せっかく持ち込み荷物と預け荷物を分けたのに・・・
あんなサイズ確認の枠にリュックを載せなきゃ良かったのに、後の祭りである。
リュックからプライヤーとフィッシュグリップと針外しが取り出されて検査が始まった。
保安係が「これは明らかに長さ違反です」とフィッシュグリップを私に示しながら告げてきました。
釣れたお魚を掴むための釣り道具が凶器認定されてしまったのである。
その間にも保安係とやり取りしている私を横目に他の先生方は保安検査場を抜けて搭乗口へ向かっている。
「これをリュックに入れてリュックごと預け荷物にします」私が保安係に言うと
「ではもう一度、航空会社のカウンターに戻って預けることになります」と保安係はリュックを持って私を先導して保安検査場の外までエスコートしてくれました。
保安係はここまでで、私一人でリュックを持って航空会社のカウンターへ再度出向きリュックを預け荷物として預けました。
もう一度、保安検査場を通過し、皆の待っている搭乗口近くの椅子に座って登場案内を待ちます。
しばらくして搭乗案内があり、指定された席に着きました。
丁度、左の翼の所です。
早朝の便だった為なのか、お客さんは少なく、CAさんに断りを入れてバラけて座る先生も居たくらいでした。
【沖縄到着 1日目】
向かい風の影響で、定刻の20分遅れで那覇空港に我らを乗せた機体は着陸しました。
預け荷物を回転ずし屋の親分の様なベルトコンベアーからピックアップして、9人は再度終結しました。
例によって旅慣れたK先生の先導で迷わず空港建物の外へ出ます。
この先の細かい事はあまり知らされてなく、ただただ付いていきます。
すると建物の傍の待機場にマイクロバスが待っているではありませんか。
フロントガラスに掲げてあるプレートにはしっかりと”豊橋市歯科医師会”と表示してあります。
「こんな仕立てたバスに乗るのは何年振りだろう・・・」平穏なときが戻った実感ひとしおです。
どうやら、これから道の駅(道の駅 いとまん)で朝食だそうです。
市場の様な建物が有り、ここで購入した物を建物表の屋根の下の飲食スペースで食べることができるのでした。
早速、オリオンビールを飲みながらプチ宴会モードの先生も居ます。
そして9名は再びマイクロバスに乗り込み、ゴルフ組4名と観光組5名の2グループに分かれて1日目午前の行程に突入するのでした。
ーーーーーその2に、つづくーーーーー
未だ新型コロナは2類ではあるものの、流行も下火になりマスク着用も緩和された状況を見て、この3年間、一切の行事を自粛していた歯科医師会も旅行に行くことが可能であるとの考えの元、旅行に行ってきました。病棟勤務や介護職員などはいまだに旅行などを自粛して現場で奮闘されているとは思いますが、ご容赦ください。
【出撃前夜 0日目】
我々は、いわゆる開業医なので、好き勝手に医院を休んで遊ぶわけにもいかず、元々の休診日の木曜日を絡めて1日だけ臨時休診にして旅行の計画が成されることが多いです。”有給休暇”なぞは我々にとって夢の様なお話なのです。
今回は4月12日の水曜日を臨時休診にして13日の木曜日との2日間を沖縄旅行に当てました。
貴重な2日間を有効に利用するために12日(水)の午前6時5分発の飛行機を使います。
そうなると朝の3時とかに豊橋を出るという行程になってしまいます。さすがにそれでは午前2時起きとか洒落にならないので、11日(火)の晩に中部国際空港に隣接するホテルで1泊する事になりました。
今回の旅行の計画は理事会で専務をしてくれているK先生がしてくれます。
歯科医師会の旅行は旅慣れたK先生に任せておけば間違いないし、いつも良いプランを組んで全て手配してくれます。
それを知ってる皆は敬意を表して”Kツアーズ”などと言っています。
いつものように診療を19時には終えて待機していると19時半ごろ前述のK先生からの電話がなりました。
K先生はゴルフも釣りもするので荷物が多いから車を出すので、私ともう一人の先生を空港のホテルまで乗せてくれるのです。
月曜の晩には完璧にパッキングしていた荷物を持って駐車場に出ます。火曜の晩には診療を終えて即出発なのでパッキングは月曜日中に済ますのです。
K先生の車に私の荷物を載せてイザ、出発!
K先生の車にはK先生と私ともう一人、そしてまた違う車両が2台同じような時間で動き始めています。
私たちは豊川インター近くの蕎麦屋(鴨屋 食べログ)で晩御飯を食べました。
他の車両も個々に先生方を拾って晩ご飯を食べて、空港のホテルを目指しているはずです。
21時半ごろ空港のホテル(東横IN中部国際空港2)に到着、チェックイン。
今時のホテルはチェックインも自動化されていて画面に予約した名前をポチポチ入力します。
旅行をしていなかった3年で自動化・無人化がかなり進んだようです。
翌朝(12日)4時45分にチェックアウトしてフロント集合し、空港へ向かう予定なので、なるべく早めに就寝します。
【搭乗出撃 1日目】
4月12日(水)午前4時、ホテルの電話でセットしていたモーニングコールが第1日目の朝を告げている。
旅の宿では寝つきが悪いのだが、わりあいアッサリ寝られて睡眠サイクルの浅い午前3時半ごろには、なんとなく目覚めていました。
身支度と言っても着替えて髭を剃るだけだからものの15分程度である。
二度寝が怖いので4時半ごろにはフロントに移動してチェックアウトをすましました。
他の先生方も早めの動きをされていて、私がチェックアウトを済ます頃には大半が集結していました。
集合時間の4時45分、最後の先生がジャストに表れこれで今回の旅行の9人が勢ぞろいしました。
荷物が満載のK先生の車に乗せてもらってホテル駐車場から空港駐車場へ移動しました。
手荷物だけの他の先生方は連絡通路を歩きながら空港へ移動しています。
K先生は釣り竿まで持参だ。気合が入っています。
そして我々は空港で搭乗手続きをしました。
私は機内持ち込み用にショルダーバック、そして預け荷物として30リットルサイズのリュックという構え。
預け荷物のリュックには釣り用のプライヤーやフィッシュグリップを入れている。
搭乗カウンターで機内持ち込み可能な荷物サイズを示す枠が置いてあって、試しにリュックを置いてみるとピッタリ!
「なんだ、案外と大きいリュックも持ち込みできるじゃん!」と思って、背負ったまま保安検査に行ってしまった。
なんの考えも無く保安検査用の機械にリュックを流すと、保安係が「リュックに工具が有る様なので・・・」と言ってきた。
「しまった!!!せっかく預け荷物に釣り具を入れたのに、何を血迷ったかリュックを持ち込もうとしちゃった!!!」
せっかく持ち込み荷物と預け荷物を分けたのに・・・
あんなサイズ確認の枠にリュックを載せなきゃ良かったのに、後の祭りである。
リュックからプライヤーとフィッシュグリップと針外しが取り出されて検査が始まった。
保安係が「これは明らかに長さ違反です」とフィッシュグリップを私に示しながら告げてきました。
釣れたお魚を掴むための釣り道具が凶器認定されてしまったのである。
その間にも保安係とやり取りしている私を横目に他の先生方は保安検査場を抜けて搭乗口へ向かっている。
「これをリュックに入れてリュックごと預け荷物にします」私が保安係に言うと
「ではもう一度、航空会社のカウンターに戻って預けることになります」と保安係はリュックを持って私を先導して保安検査場の外までエスコートしてくれました。
保安係はここまでで、私一人でリュックを持って航空会社のカウンターへ再度出向きリュックを預け荷物として預けました。
もう一度、保安検査場を通過し、皆の待っている搭乗口近くの椅子に座って登場案内を待ちます。
しばらくして搭乗案内があり、指定された席に着きました。
丁度、左の翼の所です。
早朝の便だった為なのか、お客さんは少なく、CAさんに断りを入れてバラけて座る先生も居たくらいでした。
【沖縄到着 1日目】
向かい風の影響で、定刻の20分遅れで那覇空港に我らを乗せた機体は着陸しました。
預け荷物を回転ずし屋の親分の様なベルトコンベアーからピックアップして、9人は再度終結しました。
例によって旅慣れたK先生の先導で迷わず空港建物の外へ出ます。
この先の細かい事はあまり知らされてなく、ただただ付いていきます。
すると建物の傍の待機場にマイクロバスが待っているではありませんか。
フロントガラスに掲げてあるプレートにはしっかりと”豊橋市歯科医師会”と表示してあります。
「こんな仕立てたバスに乗るのは何年振りだろう・・・」平穏なときが戻った実感ひとしおです。
どうやら、これから道の駅(道の駅 いとまん)で朝食だそうです。
市場の様な建物が有り、ここで購入した物を建物表の屋根の下の飲食スペースで食べることができるのでした。
早速、オリオンビールを飲みながらプチ宴会モードの先生も居ます。
そして9名は再びマイクロバスに乗り込み、ゴルフ組4名と観光組5名の2グループに分かれて1日目午前の行程に突入するのでした。
ーーーーーその2に、つづくーーーーー