三流読書人

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ドングリ小屋住人 

テレビがひどい

2012年09月12日 22時54分04秒 | こくみんをなめんなよ
 テレビ放送が始まったのは1953年2月1日午後2時。
 「NHK東京テレビジョン」(初日の受信契約数866件、受信料月額200円)がテレビジョン放送を開始。
 1954年以後民放各局も放送を開始。
 ずいぶんと技術も進歩したものだ。人類は大変なものを作り上げた。
 しかし、放映される内容はどうだろう。
 今ほどくだらない時代はなかったのではないでないか。
 安めのタレントの芸ともいえない悪ふざけ、芸人などと名乗っているがこちらが気恥ずかしくなる。また、どこのチャンネルでも誰かが何かを食っている。食うシーンばっかり。
 いい年をしたタレントか評論家か学者かなんだかわからない連中が特定政党を利する宣伝になるようなことを、したり顔でとくとくとしゃべる。
 さらに国民の大多数が反対する原発再稼働、消費税増税、オスプレイ導入など国民の生活と安全を危うくする問題については政府の政策を厳しく批判することもなく、要するになんと なくそれが時流であるかのごとく「決めることのできない政府」といいつつ、悪政を支持する立場に立つ。
 BS放送というのも始まってだいぶん時間がたつが、あれは何のためにあるのか。けったくそわるいことに受信料まで払わされている。出発点は難視聴地域の解消ということが大きな目 的であったはずだ。見なくてもいいような番組ばかり。朝からアメリカのプロ野球の中継、韓国製のドラマ、再放送、民放では番組がほとんどCMだけというのも多い。
 若者のテレビ離れということもよく言われるが、当然だ。こんなものを見ないというというのは当たり前の反応だろう。
 しかし、昼間無聊をかこつ老人にとっては耐えがたい。
 テレビ番組の内容を何とかしてくれ。
 あまりにひどいテレビを何とかしてくれ!