三流読書人

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ドングリ小屋住人 

体育・スポーツ人よⅢ

2013年12月10日 14時06分30秒 | 政治 
さきほど投稿しましたように『毎日新聞』は体育スポーツ関係者が秘密保護法案に対して批判や反対の声を上げない、と手厳しくコラムで述べていますが、次のような人々もいます。
「『特定秘密保護法案』の廃案を求める体育・スポーツ関係者有志の会」という組織が立ち上げられ、同法案に反対するアピールを発表しています。
アピール全文を書くことはできませんが、自由・人権・平和とともに歩むスポーツ文化を次の世代に受け渡すために「特定秘密保護法案」は容認することはできないという立場で書かれています。呼びかけ人は次のような人々です。
伊藤高弘(武蔵野美大名誉教授)
岩波道子(新日本スポーツ連盟)
上野卓郎(一橋大名誉教授)
大野晃(スポーツジャーナリスト)
片岡暁夫(筑波大名誉教授)
川口智久(一橋大名誉教授)
草深直臣(立命館大名誉教授)
栗岩恵一(アルペンスキー元日本代表)
小林秀一(プロボクシングウエルター級元日本チャンピオン)
斉藤義孝(日本勤労者山岳連盟理事長)
新藤省次郎(北海道大学名誉教授)
永井博(新日本スポーツ連盟)
西本武志(日本勤労者山岳連盟会長
正木健雄(日本体育大学名誉教授)
森川貞夫(日本体育大学名誉教授)
梁田陽子(学校体育研究同志会)
和倉昭夫(新日本スポーツ連盟)
などです。体育・スポーツに関わってきた者としてお伝えしておきたいと思って。


体育・スポーツ人よⅡ

2013年12月10日 12時35分12秒 | 政治 


そして今日12月10日、『毎日新聞』朝刊の一面下段のコラム『余禄』は次のようにいう。
(抜粋)
「・・・▲特定秘密保護法案に危険を感じ、やむにやまれぬ気持ちから参加したデモを、巨大与党の幹事長から「テロ」呼ばわりされた人たち。声を上げないことを賛同とみられることを恐れ、行動に出たのだと思う▲基本的人権を脅かす恐れのある法律について俳優や映画監督らが不安や疑念を口にする一方で、スポーツ組織や選手らの声はほとんど聞こえてこない。スポーツと政治は無関係と思っているのか。内心では反対と思いつつ、あえて『政治的中立』を保っているのか▲スポーツは戦前、国家による『思想善導』の手段として利用され、1960年代の大学闘争では体育会系の学生は当局側に立った。秘密法案の採決が強行された5日の参院特別委員会で質疑打ち切り緊急動議を提出した自民党議員は元プロ野球選手だった▲…以下略」




体育・スポーツ人よ

2013年12月10日 12時29分03秒 | 政治 


『毎日新聞』夕刊のタイトルのすぐ下に
「近時片々」という小さなコラムがある。
12月7日の内容は、次のようなもの
「信頼できる仲間とは。
高校ラグビーの指導者いわく、
ゴール前に攻め込まれたとき
自分より体の大きな相手に
タックルに入れるかどうか。
肝心なのは逆境にあっても
ひるまないこと。
       ◇ 
仲間ではなかったか。
文学者が、映画人が、芸術
家が抵抗の声を上げる中、
黙して語らぬ体の表現者たち。
どこに行った「スポーツの力」
ひるんでいては勝利
は決してつかめないことは知
っていように。
…以下略」
スポーツ人よ。どう思う。