三流読書人

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ドングリ小屋住人 

福田がやめたぐらいでどうちゅうことあらへんで

2008年09月06日 09時12分24秒 | 政治 
昨日の『毎日新聞』コラム「発信箱」から

発信箱:それほど嘆くこともない=福本容子(経済部)
 確かに情けなくなる会見ではあった。突然の「辞める」に、「無責任」の大ブーイングが起きたのも仕方ないかもしれない。でも、そもそも2割程度の支持率は、「福田さん、リーダー失格」の退陣要求みたいなものだったのでは?
 だったら、辞めてくれて、よかったではないか。
 「こんな簡単に首相が辞めてしまうと世界から笑い者にされる」というコメントが産経新聞にあった。どんな笑い者になっているのだろう、と欧米メディアのニュースサイトをのぞいたら、「グスタフ(ハリケーン)」、米共和党副大統領候補ペイリン氏の長女17歳が妊娠、バンコクに非常事態宣言、グーグルが新サービス……話題になっていない。無視された寂しさを覚えていると、英紙フィナンシャル・タイムズの社説に出くわし、そうか!と思った。
 首相がまた1人去っても、自民党政治は変わらない、という皮肉っぽい趣旨なのだが、「日本という国はすばらしくうまくいっている。優れた公共サービスにインフラ、低い犯罪率など他国の政治家が熱望してやまないものばかり」とある。首相が突然辞めても、昨年のように12日間、実質不在になっても、社会の安定が揺らいだり、通貨が暴落したりしない。我々が思うほど海外は日本の政治に関心がないのだが、それは、彼らにとって日本が相当な安全・安心の国であり、特段心配の必要なし、ということでもある。(以下略)

というふうに相当に皮肉っぽい目でコップの中の嵐を見る海外メディアの様子を伝えている。
今、次期自民党総裁つまり次期総理大臣の椅子をめぐる自民党内のドタバタをマスコミは連日大きく取り上げている。
総裁選に出たいと言っている連中の顔ぶれを見るとほんとにあほらしくなってくる。所詮この程度の人間が日本の総理大臣になるのか、それで日本がおさまっていくとすれば、欧米のマスコミがいうとおり「特段の心配のない国」だということなんだろう。

しかし、気をつけなければいけない。アホほど怖いことをやりよるで!







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