総務省が12日発表した
2012年の産業構造基本調査によると[非正規労働者の総数(推計I)は2042万人と07年の前回調査(5年ごとに調査)から152万人増加し、初めて2000万人を超えた。雇用者全体に占める割合も38.2%と全化調査から2.7ポイント上昇し、過去最高を更新。過去20年間では16.5ポイント増加した。過去5年間に正規労働者から非正規に映った割合は40.3%と07年の前回調査に比べ3.7ポイント増えたのに対し非正規から正規へ移った割合は24.2%と2.3ポイント
減っており、雇用の不安定化が一段と進んだ。この結果、雇用者全体のうち正規雇用者は121万人減少する一方で、パート・アルバイトは101万人、契約社員は65万人それぞれ増加した]。
そうである。
大変なことだと思う。正規雇用者と非正規雇用者との差別と格差はいまさら言うまでもない。賃金、労働条件、労働基本権の確保など大きな隔たりがある。労働者は泣いている。
ワーキングプアー、悲惨な言葉である。
ブラック企業と呼ばれる会社の中でも最も過酷な労働を強いるといわれるワタミフードサービス株式会社の社長を自民党は今回の選挙に比例代表候補として抱え込んだ。
自民党の労働者に対する考え方、今後の労務政策を象徴する出来事ではないか。
若者よ、選挙を大事にしないか。ツイッターなどウエブ上の情報発信による若者革命を広げないか。
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