三流読書人

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ドングリ小屋住人 

マルチン ニーメラー の詩から

2012年02月19日 16時40分03秒 | こくみんをなめんなよ
《 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義者ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。 》


この詩は反ナチ運動に命をかけたドイツの牧師マルチン ニーメラーによるものである。
この詩をそっくり次のように書き換えることができるのではないか。
いわゆる「維新の会」の連中の動きを見るとき。

《 彼らが教職員を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は教職員ではなかったから。

彼らが公務員を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は公務員ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。 》


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地方公務員だけではなく (waka)
2012-02-23 22:44:02
 先ほど民自公の議員立法というかたちで、憲法違反の国家公務員の給与引き下げが強行されました。

 すべてのことが、働く99パーセントの日本国民にとって無縁ではないのです。
「橋本維新の会」なるものの詭弁とペテンは、「アンネの日記」に涙した私たち世代なら、きっと気付くはずです。
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