伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

クリスマスのごちそうに夢中・ガビチョウ

2015年12月25日 | 自然
 昨日のイブは、雨の夜になったようです。朝に犬の散歩をしていると、道は湿り、木の枝は水滴をまとって光っていました。



 ガマズミの赤い実も水滴をつけていました。



 熟れた柿の実。クリスマスのごちそうです。いただくためにガビチョウが来ていました。写っていませんが、もう一羽もいます。つがいで行動しているようです。柿がとてもうまいのでしょう。比較的近くで撮影しているのに逃げようとしません。

 ちなみにガビチョウは、とても大きな声で、七色にさえずる、ヒヨドリ程度の大きさの小鳥です。初めて聞いた時には、「プリティ、プリティ、グィ―」と、まるでかわいい娘に酒を飲もうと誘っているようなフレーズでさえずる個体がいて、そのユニークさに感心していたものですが、最近はこのフレーズを聞くことはありませんね。







 ガビチョウは、はじめは紅梅の枝にいました。その枝には早くも花をつけています。異常に早い開花だなと思っていると、数年前にも正月前に花をつけ、正月飾りにしたのだとか。でもやはり今年の季節は例年より早く移ろっているようです。



 遠野から田人、そして勿来に向かい通りかかった沼部。鮫川の水面に黒い鳥が浮かんでいます。オオバンです。実物は初めてです。



 今度は平に向かい、用事をすまして議会棟の控室へ。たまたまかかってきた電話で悩み事を聞き、作成できていなかった文書作りをしているともう、窓の外は暗くなっています。市役所の議会棟を出ると、東の空に満月がかかっていました。町の上に浮かぶ月がなかなか良い具合。カバンの中のカメラを取り出しました。



 クリスマスの満月は38年ぶりのことらしく、煌々と照る月がとても美しく思えます。次は19年後の2034年になるということ。次を見られるかどうか、微妙なところ・・。



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