伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

敬老会

2015年10月02日 | イベント
 金曜日の今日、赤旗日曜版の配達で遠野、勿来、そして田人をめぐり、午後1時30分からから上遠野公民館で行われた遠野地区敬老会に出席しました。この日、金婚を迎え表彰されたのは1組のご夫婦でした。お祝いし、式後のアトラクションを拝見してきました。



 いわき市で75歳以上の方は約92,000人で高齢化率は27%です。以前はこの式典で88歳となり敬老祝い金の支給対象となった方も表彰されていたのですが、以前は年1回の基準日に88歳になっていることが支給の条件でしたが、現在は、毎月の基準日に年齢に達していれば、その月に支給されるように変更されたため、式典での表彰はなくなり、その点は少し寂しくなった気もします。

 それでも遠野地区の今日の式には、昨年よりも多くの方が出席されていたよう。中には、家族の送迎の都合で午前10時20分頃には公民館に来ていた方もありました。高齢で自家用車の利用がない方も含めて参加していただくためには、送迎のバスが必要かもしれないと思いました。家族の送迎が望めない方は式に参加すること事態が無理。しかも、そういう方こそいきいきと老後を過ごしていただくためにも、こういう社会的な行事に参加していただくことが必要な方もしれません。他の地区の様子はどうなんだろう。 

 代読された市長の祝辞では、高齢化社会を支えるために地域包括ケアなどの充実をすすことなどがのべられべ、高齢者の今後ともの活躍と健勝を祈念していました。

 この日、表彰されたご夫婦は謝辞で、「地域社会のため、自分のために自己研鑚に励み、これからの日々を有意義に過ごしたい」としっかりとした声でのべました。

 アトラクションでは一番目に遠野保育所の園児による「健康筋肉体操」が披露されました。舞台上の園児の演技は、それぞれの個性が出て微笑ましいのですが、基本的に元気いっぱいでした。続いて入遠野婦人会と上遠野婦人会がそれぞれに演目を披露し、拍手喝采でした。



PS.
 式辞の中では「みなさんは、大正、昭和、平成と激動の中を・・」のような表現がありましたが、考えてみれば今年は戦後70年の記念の年であり、かつその年に、自衛隊に海外での武力行使をさせるための安保(戦争)法制まで、自公・政府与党が強行した年です。戦争の時代を体験して、戦後、日本の復興に全力を注いできた方々の長寿への祝いと真っ向から対立することを強行した政府の行為は許しがたい・・とも思います。




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