今年の保存会の活動は、思ったより楮の収穫量があったため、その皮を処理するしょしとりに4月の終わりまでかかり(それでも処理が終っていない皮が残っているのだが)、昨年まで4月末には1度入っていた草刈りをまだしていなかった。
ゴールデンウィーク明けの畑には、思ったより伸びた草が繁茂していた。自宅付近は、草刈りをしていて、それ程草は伸びていないため、畑の姿を想像出来ていなかったのだが、こんなに伸びているとは驚きだ。
会の自走式草刈り機とそれぞれの会員が持ち寄った草刈り機を使い、畑の草を刈り倒していく。機会を使用していない会員は、鎌を使って株周りの草をきれいに刈り取っていく。
約3時間の作業で、3ヶ所の畑で約2反(約20アール)の草刈りを終えた。
楮の株は、伸びた草の中に隠れている。新芽が出ているかもしれないので、これを刈り取らないように注意を払いながら草を刈っていく。このため時間はかかる。
もともとの株からは根が伸びて、その先に新しい楮の芽が吹き出していた。
楮の成育が良くない株は廃棄して、新しい芽を植樹して置いた。今年は十分でなくとも、来シーズン以降はしっかりした楮が育ってくるだろう。
保存会が現在管理している楮畑は全体で12ヶ所で82アール(8反2畝)程。地域おこし協力隊を卒業した隊員がほぼ半分を今年から委託管理する約束となっていることから、保存会の残る草刈り面積は22アール(2反2畝)程。残りは来週実施する。
その日にあまり暑くならなければいいな。
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