伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

共謀罪学ぶ

2017年02月18日 | 読書
 国民救援会いわき支部の総会が開かれ、総会後、「現代の治安維持法『共謀罪』の危険」と題して記念講演が行われ、その問題点を学びました。

 午前中、しんぶん赤旗の配達で遠野をめぐり、開始時刻の午後1時、労働福祉会館に到着できました。

 講演したのは日本国民救援会中央本部坂屋光裕さん。



 坂屋さんは、日本の刑法の原則が実際に犯罪があった場合に罰することが原則になっているものを、団体等が犯罪行為について合意し、その準備行為(例えば犯罪に使う道具を買うためにお金をおろす)をした段階で犯罪として処罰することにするものと紹介。証拠集めが困難となることから、警察が国民を常時監視する「監視社会」になると警告。また目に見える犯罪行為がないことから、密告を奨励したり、被疑者に自白を強要することが当たり前になると説明しました。

 また、よくマスコミでも報道されますが、挙棒材はテロ対策の条約を批准することが必要だとされるものの、条約にはそれぞれの国内法の基本原則で対処することが明記されるなど、共謀罪は必要がないことを指摘。この問題点を学習などによって広めていこう、反対する世論を盛り上げることを呼びかけました。

 共謀罪が成立することになれば、冗談も言えなくなる。そんな社会になることが明らかです。に内容をよく学び反対の声を広げること、本当に大切だと思います。

 そういえば配達途上で空にかかる日暈を見ました。





 その空にブーンという音。見上げると双発の小型プロペラ機が北東に向かって飛んでいきました。



 どこに行くのだろう・・。


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