昨日6月25日、自民党の若手議員40名が憲法改正を推進する勉強会『文化芸術懇話会』の会合で、沖縄の地元新聞が政府に批
判的だと意見が出たとのこと。それに対して「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの
島が中国に取られれば目を覚ますはずだ。」と暴言を吐いた輩がいたそうである。どこの程度の低いゴロツキが言ったのかと思いき
や、あの百田尚樹だそうである。このヤカラは、常日頃こういうおぞましい人倫にもとる思考をしているのだろうか。感性の下衆さが際
立つ物言いで、見過ごすことはできない。更に、自民党議員の一人は、「マスコミを懲らしめるには、広告収入をなくせばいい。文化
人が経団連に働き掛けてほしい。」と発言したとのこと。正に、言論に対する圧力・恫喝だ。
憲法21条1項 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する
違憲法案を推進したいヤカラの憲法冒涜である。我ら良識のある民は、こういう族の発言をしっかり心に留め置くことにする!
民主主義社会で、その根幹ともいうべき権利、「言論の自由」を公人、若しくは公人に準じた人が、ここまで蔑ろにすることは、許さ
れない。彼らが好きそうな米国のサイトにすら、この言論の自由に関して「国家から咎められることを恐れることなく、自分の意見を表
明し、時の政治的な権威に異議を唱え、政府の政策を批判できることは、自由な国と独裁国家の生活の違いを示す根本的な要素で
ある。」と建前は、明記してある。
ゴロツキがするような発言をする公人に我らの税金が使われてたまるか。
沖縄の人々と憲法を冒涜した発言には、断固抗議しよう!