【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

「ミサイル来るぞ~!」煽りに煽った訳は『イージスアショア』の導入を民に納得させる為?

2017年08月18日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 今年の4月下旬、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験があったことで、東京メトロが地下鉄全線の運行を10分程見合わせましたが、ミサ

ル発射から40分後のことで、この「意味のない運転見合わせ」に苦情が相次ぎました。

それから、3か月余経った8月、北朝鮮は、中距離弾道ミサイル「火星12」を4発同時に発射して、グアム島周辺30~40キロの水域に着

弾させる検討している旨発表した際、わざわざご丁寧にミサイルが、「島根県、広島県、高知県の上空」を通過する事まで言っ

ています。

日本の領空でもない宇宙空間を「通過するよ!」って言っているのです。

世界から非難囂々の悪事をするのに この「親切?」過ぎる発言に大変な違和感を覚えました。

結局、北朝鮮のこの発言は、日本の危機感を煽り『イージスアショア導入』の世論操作に「功を奏した」ことになるのでは?

私は、2006年、2009年、2012年、2016年と、北朝鮮がミサイル発射実験をする度に米国から強力な“戦争用具”を日本政府が買って

る事実に多大な違和感と策略を感じるのですが。

昨日、日米の外務・防衛閣僚による協議「2+2」が終了して、北朝鮮問題への協力強化を確認したとの事ですが、私には、「イージス

アショア導入の決定」を確認したとしか思われません。(小野寺大臣と河野大臣の訪問は、正にタイムリー!)

 自治体が政府の依頼を受け、該当する地域の住民の人々に行っている『ミサイルから身を守る訓練』を見ていると、戦争を経験した

父母の「竹やりで米軍兵士を刺す訓練や銃で米軍戦闘機を撃つ訓練」の話を思い出します。

米国・韓国・ロシアは、北朝鮮との対話再開を表明しているのに日本はというと、対話再開をしたいという意思さえ出していません。

外交努力の表明すらせずに ひたすら「北朝鮮のミサイルが飛んでくるぞ~」と日本が有事になることだけを煽っています。

 

2018年に概算要求される「イージスアショア」は、1基800億円(1基で1200キロ程カバー可能なので2基1600億円)、ミサイル1発1

億円~20億円、年間維持費50億円也

すごい価格ですね!また、世界でも類を見ない買い方(メーカー希望価格)をするのでしょうか?

政府広報者は、サード(1000億円)より安いと言っていますが、お店のディスプレイの基本を思い出しちゃいました。

売りたい商品の横に同じ種類の売らなくてもいいド高い商品を置いて、売りたい商品のお得感を強調してお客様に買ってもらう・・・

国民の危機感を煽りに煽って、政府は、2024年には「宇宙部隊」を作りたいそうですよ。

宇宙部隊を創設する際には、ジョージ・ルーカス氏をお招きするとよいかもしれません。

安倍政権になってから、日本は、米国の卑属というより奴隷国の様相を呈してきました。

民主主義と平和を守る為、為政者のインチキには、これからも監視と表明をし続けることが必須ですね。

 


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