「表現の不自由展・その後」の芸術展は、憲法に則って再開されましたが、公人である名古屋市の河村市長は、「名古屋市が負担する
金は出さない。(芸術展)を止めろ」と言いそれを体現するする為、会場前で座り込みをしているサマがテレビに映し出されていました。
展示会を中止に追いやったあの卑怯極まる「テロ予告犯」と同じ考えなのか。
この方は、ホントに憲法や真実の歴史、芸術、民主主義の理念をご存じないらしい。
よくあれで政令指定都市の首長が務まってるなと呆れ返ってしまいましたわ。
為政者・権力者達が過去に犯した戦争時の卑劣極まる凄惨な国民への弾圧(表現の不自由)を言葉でなく造形で表した芸術に対し
て、「侮辱だ~」って?この展示の表面だけ見てその中身の歴史を全く理解できていない発言です。
それに この展示会に反対する輩の暴力的な言葉の数々が報道されていましたが、まるで「脅し」。
賛成する人達の品性の良さとは対照的なのよね。
☆憲法学者が、表現の自由について、こう言ってます。↓
表現の自由は、好意的に受け止められたり、あるいは害をもたらさない、またはどうでも良いこととみなされる『情報』や『思想』だけではなく、国家や一部の人々を傷つけたり、驚かせたり、または混乱させたりするようなものにも、保障される」(ヨーロッパ人権裁判所の判決から)
「『多数派の道徳観や常識に反するのでショックを与える』という程度の理由で、表現の自由を制限することは、表現の自由の根本理
念に反することだと言わざるを得ません」
(なお、名誉やプライバシーなど特定個人の権利を侵害するようなものや、児童ポルノの製造や流通といったものは、法律により禁止することは許されると補足した。)↓
https://www.huffingtonpost.jp/entry/aichitriennale_jp_5d99442fe4b099389800db87