常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

彼岸花

2011-10-05 22:21:48 | 里の話
常陸大宮では、彼岸花がそこここで咲き誇っています。
田んぼや畑、お庭、墓地、道端、ほんとうにあらゆるところで見かけます。
田んぼと彼岸花の風景は、里山ではありふれたものですが、美しいと思います。


ほんとうに常陸大宮では、あちこちで見かけます。
ときには田んぼの畔に列をつくり、ときには畑の斜面いっぱいに群生しています。

これだけいっぱいあるので、常陸大宮の人は彼岸花を大事にしているのではないかと思います。
彼岸花を忌み嫌う地域もあるそうですが、常陸大宮ではそうではないようです。

ちなみに、日本の彼岸花は、おそらく稲作文化と一緒に大陸から渡ってきた一本の彼岸花から
増えた可能性が高いんですって。
彼岸花と稲作は、深い関係にあるんですね。
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台風15号の爪あと

2011-10-03 22:48:05 | 里の話
山方地域の小貫の田んぼの台風15号の被害はすごかったです。
久慈川に囲まれたような小貫の田んぼ。
堤防を越えて、田んぼに久慈川の水が流れ込んだのだそうです。

農道のアスファルトが水の勢いでめくれて、
まるで大きな布のように田んぼの中に。


刈り残された田んぼの稲が、あふれた水になぎ倒されてしまって。

よくみると、田んぼの中に、破壊された農道の基盤の砂利が、
まるで敷き詰めたように残されています。


ほかにも、田んぼの中に私の身長ぐらい深い溝や池ができてしまっていたり。
唖然としてしまう風景が広がっていました。

その向こうで、コンバインが淡々と稲刈りをしていました。
今年は地震に台風と散々だけど、それでも、
小貫の田んぼも来年、田植えをするんだろうな。
田んぼを守るということは、たいへんなことです。


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