➡
➡
今日は姉宅の法事に呼ばれていたので赤飯を蒸しました。
この地方では仏事にも赤飯が付き物です。
嫁いで間もない頃、私の親戚の法事に姑が赤飯を拵えて持たせてくれた事があります。
私はビックリしました。赤飯とは目出度いもので仏事にはトンデモナイと思ってましたから。
姑は南天の葉を裏返しにして赤飯に載せました。
裏返しにすることによって『難を転じる』という意味になるのでしょうか?!
仏事にはそうするもののようでした。
それからしばらくして、今度は舅が新築祝いに行くことになり、姑が赤飯を蒸しています。
私は庭から南天の葉を取ってきて洗って準備しました。
「気が利く嫁」と思われたくて・・・(笑)
ところが姑は「今日はいらんよ」と言うのです。
あれ?祝い事の赤飯の折箱には南天の葉が載ってなかったっけ?表向きに。と思いましたけどね。
かように、その地方地方で『しきたり』というのは異なるものなんですね。
姑には色々教えて貰いました。