一昨日はお寺の御正忌報恩講法要でした。
コロナ禍のため、例によってお斎は無し。
皆で正信偈を勤行の後、布教使さんのご法話を伺いました。
ある家族のお話です。
年取った母親が一人暮らししているので、親孝行しようと定年後に家を建て、
同居したら様々な行き違いが起こり、争いになってしまった。
行き違いというのは、しなくていいと言うのに茶碗を片付けようとして割ってしまうとか
食事時間が合わないとか、洗濯物をなにもかも一緒くたに洗ってしまうとか・・・
このあたりのいざこざをコントのように演じて下さるので面白かった。
いや、面白がってはいけないんだけれど、他人事だし。(笑)
人間はこのように、自分の思い通りにならないことで思い悩む、
『苦悩の存在だ』とおっしゃいます。
人は又、必ず死にます。
その時は何も持って行けない。
唯一自分のものと思っていた肉体さえも置いて行かねばならない。
けれども心配しなくていい。
阿弥陀様が寄り添ってくださいます。
南無阿弥陀仏とお念仏を唱えることで、必ず傍にいて下さいます。
というようなお話でした。 合掌
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昨晩は皆既月食に近い月食で、赤く欠けていくお月様が各地で観測されたようですが、
山間部の我が家に現れたのは19:35。
月食終了が19:45でしたから、ほぼ満月に戻ってましたゎ。