孫が昨日で、ある施設での10日間の実習を終えた。
小さな子供たちが「先生!先生!」と慕ってくれて、
前やら後ろやら腕やら足やらにぶら下がって来るので
「先生、歩けんやーん!」と言ったとか楽しそうに話すが、
その声は枯れているから、実習も大変だったろうなと思う。
それでね、と孫が話す。
「友達と電話してたらね、自分のことを『先生ねー』
と2回も言ってしまったんよー」って(笑)
さもありなむ。
孫が中学の時だったかな?
教室で女の先生が『お母さんはね!』と言って、
生徒たちに大いに受けたことがあったそうな。
私にも似たような経験がある。
10代後半から20代まで医院勤めをしていたから、
40代でスーパーにパートに出た最初の頃は、
『お客さま』のことを『患者さん』と言いそうになったり、
『ありがとうございます』と言うべき所を
『お大事に』と出かかって慌てたりしたもんです。
言葉の癖というものは面白い。