雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

若葉のころ

2014年03月06日 | ポエム


 若葉のころ


雨上がりの四月の朝に

生まれたばかりの一枚の木の葉が

初めての朝日を浴びている

一枚の木の葉の新しい物語が始まる

パレットに出したばかりの絵の具のように
(2012.4.26)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする