雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

陽炎(かげろう)

2014年03月11日 | ポエム


 陽炎(かげろう)


真夏の太陽に焼かれた

アスファルトの道の

ゆらゆらと揺れる

陽炎の向こう側に

少年の日の私が見える

(2012.8.17)
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