青森県弘前市にある「弘前水産地方卸売市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しております。
7月25日(土)に東北女子大学において、第60回「おさかな食育クッキング」を開催しました。
今回も旬の食材「ひらめ」「生うに」「あじ」を使った、暑い季節にピッタリな栄養メニューを作りました。
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本日も始まりました「第60回おさかな食育クッキング」。
まずは、講師の先生より本日の食材についての説明がありました。
食材の説明が終わると、前の調理台に集まり、実演を交えながらの説明です。
最初は「あじの干物で"冷汁そうめん"」と「うにの茶碗蒸し」から!
今回のレシピのひとつ「冷汁」は宮崎県の郷土料理です。
食欲の落ちる暑い夏の夏バテ対策として食べられています。
「冷汁」は宮崎県だけではなく、埼玉県や山形県でも類似した料理が存在しています。
今回は埼玉県の「冷汁うどん」という郷土料理をアレンジした「冷汁そうめん」を作りました。
埼玉県の「冷汁」は魚が入らず、そのかわり夏野菜を多く入れる料理となっていますが…
今回はおさかな食育クッキングですので「あじの身」と「野菜(きゅうり・みょうが・大葉)」を
入れた「つけ麺風のそうめん」になりました(^^)
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一通り説明が終わりますと、各グループ、調理台に戻り調理開始です!
こちらは親子参加の方たち。
お兄ちゃんに見守られながら、先生と一緒に野菜を切っていきます。
こちらは補助の学生さんに見守られながら、
一人で野菜を切っていきます。
どの子供も皆さん好奇心旺盛!
進んでお料理のお手伝いをしていますよ(^^)
新規参加の方にミョウガの切り方を教えているところ。
ミョウガは千切りにしていきます。
立派なウニです!
今回は青森県産の生ウニを使いました。
ウニは半量はつぶして卵液と混ぜる用と蒸しあがった茶碗蒸しにのせる用と取り分けていきます。
このままウニ丼にして食べたいけど我慢です(^^;)
うにが濃厚なので、具材は『枝豆・オクラ・しいたけ』のみです。
均等に卵液を注いでいきます。
あじは干物を使います!
魚焼きグリルで強火でじっくり焼いたら、
火傷をしないよう皮と骨を取って、身をほぐして小骨を取りのぞきます。
「あじの干物で"冷汁そうめん"」と「うにの茶碗蒸し」の作業がひと段落したら、
また前の調理台に集まり「ヒラメの野菜巻き2種」の説明に。
平目は青森県の県魚と言われています。
ですが、高級魚…なかなか高くて買えないので初めて食べたという方も多かったです。
平目は寒平目と言われる12~3月に旬を迎えいちばん美味しい時期なんですが、
やはりお値段もお高め。ですが、毎年5~6月にかけては若干値段が下がるので
贅沢に食べるならこの時期がオススメです(^^)
ヒラメは出来るだけ薄く、細長くスライスしていきます。
野菜に巻いて、ポン酢ジュレをかけてあげると鮮やかでおしゃれな印象になりました!
説明が終わりますと、各グループ仕上げに入っていきます。
学生さんが平目の切り方を教えているところ。
意外と難しいんですよね。
平目に野菜を巻いていきます。子供たちも楽しくやっていました(^o^)
盛り付けも手を抜かずに…完成!
各グループ、料理が完成次第の試食です!
自分達で作ったお味はいかがでしょうかごちそうさまでした!
次回のお料理教室は、9月12日(土)に開催です。
9月の食材は8月5日頃公開予定です。