この季節は、空も海も青く澄んでいて、まるで夢のようにキレイです。
東北の寒さはまだまだ厳しいけれど、あの真冬の冥(くら)かった色彩を抜け出して、よっぽど空も明るく、また海も眩しいくらいなのです。
きっと、いまがいちばん美しく見える頃なのかもしれません。
昨年の3月11日もこんなに青かった。
そしてその前の年も、午前中は、やっぱり青かった。空も、海も・・・。
その後、真冬よりも冥い色をした濁流が押し寄せて、多くの命が散りました。
あの日から、2年。
けれど荒野は荒野のまま。
ただススキとクマザサだけが青々と芽を伸ばしています。
僕たちは、あの頃の生き残り。死に損ない。
この荒野を、のちの世界に語り残す責務がある。
これが天災のみならず、人災であったことも。
心を痛めてくれた人がいるそばで、責任回避に腐心した人、惨事を利用した人がいたことを。
そして、だれもが等しく、恐ろしい思いをしたことを。
東北の寒さはまだまだ厳しいけれど、あの真冬の冥(くら)かった色彩を抜け出して、よっぽど空も明るく、また海も眩しいくらいなのです。
きっと、いまがいちばん美しく見える頃なのかもしれません。
昨年の3月11日もこんなに青かった。
そしてその前の年も、午前中は、やっぱり青かった。空も、海も・・・。
その後、真冬よりも冥い色をした濁流が押し寄せて、多くの命が散りました。
あの日から、2年。
けれど荒野は荒野のまま。
ただススキとクマザサだけが青々と芽を伸ばしています。
僕たちは、あの頃の生き残り。死に損ない。
この荒野を、のちの世界に語り残す責務がある。
これが天災のみならず、人災であったことも。
心を痛めてくれた人がいるそばで、責任回避に腐心した人、惨事を利用した人がいたことを。
そして、だれもが等しく、恐ろしい思いをしたことを。
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