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だごびーな と わら馬 まつり
「筑前芦屋 だごびーな と わら馬 まつり」
9月25、26日、芦屋町の町民会館でありました。
芦屋町には「八朔の節句」という行事があります。
旧暦八月朔日(今は9月1日)に、初めてその日を迎える子供の健やかな成長を願って、江戸時代の中頃から約300年以上続いている行事です。
初めての男児には、
藁で作った「馬」に紙で作った武者人形と旗指物を乗せた「八朔の馬」を、
女児には「米の粉」で団子を作り食紅を練り込んだもので花や野菜などの「だごびーな(団子雛)」を作り、ひな壇に飾ります。
これを翌日の早朝に、
近所の子どもたちが、「わら馬ちょうだい、だごびーなちょうだい」ともらいに来るのです。
この「八朔の節句」は県指定民俗文化財であり、
「わら馬」は福岡を代表する民芸品の一つでもあります。
素朴な美しさを持つ「わら馬」と「だごびーな」、
そして、子どものたちへの愛情あふれるこの習わしが、
いつまでも続いて欲しいと願っています。
(筑前芦屋だごびーなとわら馬の会 の説明文より、)
と言うことで、
この行事は芦屋で「初八朔の節句」を迎える家の行事、
その地域以外の人は、中々見ることが出来ません。
そこで一般に公開して、見てもらおうとの趣旨で始めたようです。
見事に並んだ「わら馬」
この子は、多分初節句だろう。 いい記念写真が撮れたかな?
右側が、「だごびーな」です。
「だごびーな」「わら馬」の作り方・実演もあり、
一般の人も参加してました。
これは「曳き馬」です。 昔は町内を曳き歩いていたようです。
パネルの写真は、初節句を迎えた家庭の実際の模様です。
最終日の26日は、午後3時より、
「わら馬ちょうだい、だごびーなちょうだい」、
じゃないけど、無料配布したそうですが、
待ちきれず、1時に帰りました。
お粗末でした。
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