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旧九州鉄道茶屋町橋梁


 先日の、溝上酒造の酒蔵開きの帰りに、
旧九州鉄道茶屋町橋梁を見てきました。
(実は、4年前に一度行ったことがあり2度目です。)

この橋の造りの特徴は、説明文によれば、
 1、橋梁の壁体は煉瓦の長手と小口を交互に積んだイギリス積で、
 2、アーチは煉瓦の小口を五段積にした弧型アーチ、
 3、アーチの載る迫台は花崗岩の石積みである。

あまり理解できないが、
片面の「下駄っ歯」の凹凸模様は、将来は複線化を見込んで、
橋を拡幅する際に、継ぎ足しのレンガが組みやすいように、
又、強度を増すための工夫だったそうで、これは納得です。

  明治24年(1891)4月、旧九州鉄道大蔵線が開通、
  明治44年(1911)9月、廃線、
僅か20年間ですが、この赤レンガ(橋梁)の上を陸蒸気が走っていた。
明治の躍動の波が伝わって来るようです。

廃線後の一時期、
多少手を加えて歩道橋として活用していたそうですが、
いつ頃なのか、分りません。

  (↓この説明文はクリックで大きくなります。)


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  北側面です。 「下駄っ歯」の凹凸模様をご覧下さい。





  南側面(反対側)です。 (ツルツル?です。)




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 行きは大蔵から、岩渕橋までバスで、(旧電車通り)
もう前回の記憶は遥か彼方で、
とにかく南の方へ行くと直ぐ分かりました。
槻田川が板櫃川と合流する地点の、約100m位手前(南の方向)です。

 この日は天気が良く、帰りはここ茶屋町橋梁から、
  ↓ この旧九州鉄道の線路跡を中央町まで歩きました。


  場所はここ!


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