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川を彩る初夏の色・川渡り神幸祭


 毎年、連休が終わった頃、
テレビや新聞で、「川を渡る山笠」の様子が報道されます。
田川の「川渡り神幸祭」です。

一度行ってみたい、生で見たい。と前から思っていた。
それがやっと今年、実現しました。(5月18日です。)

*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*・*

お祭りの正式な名称は、「風治八幡宮川渡り神幸祭」
場所は、JR田川伊田駅のすぐ近くです。


風治(ふうじ)八幡宮です。
ここにも、神功皇后伝説がありました。



境内から下を見ました。二本煙突も見えます。
(待機中の山笠です。)



下に戻って、待機中の山笠を見学。



 ここの山笠の特徴は、
白と赤(緋)の幟旗と馬簾(バレン)です。
バレンの色が五色であるのは、五穀豊穣の意味を持つとか、

このバレンは御利益があるとされ、
まつり終了後は、地区内の各戸へ配布され、
屋根の上や家の玄関などに飾られます。
(そう言えば、見たことあります。)



そろそろ、川渡りに出発です。
その前に「風治八幡宮」に一礼して、



そして、お練りやガブリ(山笠を前後に倒す)のご披露を、





★○o...:**:...o○★**★○o...:**:...o○★**★○o.

彦山川に移動、各山笠が待機しています。



先ずは、風治八幡宮神輿と白鳥神社神輿が川に入りました。



そして、今年の一番山笠・橘区の山笠が、
一番山笠だけが許されるのか、
威勢よく法被を脱いで上半身裸です。



次から次へと(4~5分おき)、十一番山笠まで、






☆.。.:*‥° ☆.。.:*‥°.:*‥°☆.。.:*‥ °☆.。.:*‥°☆

神幸祭とは、その名のとおり「神の御幸」の意味で、
神様が神社から御旅所へ行き、一泊して戻ってきます。

「風治八幡宮神幸祭」の由来は、
永禄年間(1558年~1569年)疫病が流行し、
多くの命が失われた為に、氏子一同病気平癒を祈願、
その御願成就の御礼として山笠を建立し、
神幸祭にお供奉仕したと伝えられています。

明治時代に、
鉄道線路の敷設のために「お旅所」が移転さて
それに伴い神輿・山笠が川渡りを行うようになったとか。
(最初から、川渡りではなかった?)

神輿や山笠が英彦山川を往復(2日間)する行事ですが、
神事を含めて色んな行事が、ぎっしりのスケジュールです。
多くの出店も出て、田川伊田では最大?のお祭り。

地元の人の話では、
昔はもっと出店も多く、芝居小屋やサーカスも?
おっと、これは八幡の起業祭並みの様です?

今の時期、田川地区では「川渡り神幸祭」だけじゃないです。
この「川渡り神幸祭」と前後して、
春日神社神幸祭に、光明八幡神社神幸祭、古宮八幡神社神幸祭、
正八幡神社神幸祭、 と神幸祭のオンパレードです。
農繁期に入る前に?お祭りを! 神様も大忙し?


☆.。.:*‥° ☆.。.:*‥°.:*‥°☆.。.:*‥ °☆.。.:*‥°☆*

時間の都合で、
最後まで(山笠が向こう岸に上陸)見なかったが、
一番山笠が川に入って1時間以上、川の中では冷えるだろうな?
揺すりに揺すって彦山川を勇壮に練り渡る絢爛豪華も大変ですね。
デジカメで動画を撮りました。(あまり写りは良くないです。)


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「この天の虹」の上映


速報です!

木下恵介生誕100年
北九州市制50周年記念 松永文庫特別企画映画上映会で、

「この天の虹」が、5月26日(日) 八幡市民会館で上映されます。

入場は無料です。
 10:30~12:16 「この天の虹」上映
 12:26~13:06 トークショウー
 13:10~15:36 「二十四の瞳」上映

6月2日は門司市民会館 でも上映されます。

詳しくは、此方をご覧下さい。
北九州市制50周年記念松永文庫特別企画映画上映

(ポスターです。 クリックで大きくなります。)


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