horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

冬野菜が仲間入り

2010-11-25 | 食・ガストロノミーア・ワイン


カーヴォロネーロという、
もともとはトスカーナの冬野菜、黒キャベツ。
市場で見かけたときに、まず色に目が行った。黒い。
キャベツのようで、ブロッコリーのようで、ほうれんそうのようで、
栄養価は高そうだ。これは食べてみるしかないな。
「これ何? 食べてみたい。どうやって食べるか教えて!」
とお決まりのセリフを満面の笑みで言って、
野菜売りの人に食べ方を教えてもらった。

家に帰って言われた通りにやってみる。
味を確かめて、日本のどの野菜に近いか考える。
何かの野菜に代用できるかもしれない。

味の確認の次は、ネットで栄養素を調べる。
最後にレシピを探して何系の料理に使われているのかを調べる。
毎回、こんな感じで新しい野菜と出合っていく。

黒キャベツはこの冬、頻繁に食卓にあがるだろう野菜。
炒め物、煮物、蒸し物、スープ、パスタなどなど
バラエティーが豊富な上に、アレンジ調理がしやすい。

Sさんからもらった中華スープの素を使って
黒キャベツと椎茸のスープを作ってみた。
シンプルだけど椎茸のだしと黒キャベツの柔らかい甘みで
味に深みが増してgood! 春雨があったらオッティモ(最高)だったな。
昨日はシンプルに蒸してそのままなにもつけずに食べた。
素材の味がしっかり残ってて美味しかった。

栄養効果も高くて万能黒キャベツ。
冬の食卓が楽しくなりそうだ。

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にがいミサイル

2010-11-18 | 食・ガストロノミーア・ワイン
前回とタイトルがややかぶり気味ですけど、
最近イタリア人の強情っぷりをまねているのでこのまま行きます。

ラディッキオというボルドー色と白色がチャーミングで
苦味がたまらなく美味しい野菜。
いろんな種類がある中、特に細長いミサイル型のラディッキオは
苦味が強いので調理向き。



ということで、ぱぱっと適当に作った一品。(分量はお好み。)
玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、
ラディッキオも加えて炒め、白いんげん豆(水煮)を入れて
塩コショウして、ラディッキオがしんなりするまで炒めただけ。
スピーディーで、冷めてもお弁当にもOK.
炒めても苦味は残っていて大人向けの味。
こどもは一口目でペッとすること間違いなし。

もっと詳しく抗酸化パワー。(お好みでクリックしてね。)

お母さん、カリウムはキャベツの1.5倍!
血圧を下げる働きもあるんだって!
えっ、アンチエイジングパワーもあるの!
最近抗酸化気味だったの、もっと作って食べなきゃ!

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ドライトマト

2010-08-02 | 食・ガストロノミーア・ワイン
大好物のドライトマトを市場(メルカート)で購入。



沸騰したお湯にお酢を入れてから、ドライトマトを入れて1分~2分漬ける。
ざるにあげて水気を切ってから、クッキングペーパーの上に並べて
数時間天日干し。

煮沸消毒した耐熱ガラス瓶に、
ドライトマト、乾燥オレガノ、乾燥バジリコ、ニンニク、ケッパー、
トウガラシとオリーブオイルを入れて、出来あがり。

ドライトマトの戻し汁は捨てないで、
たっぷり野菜と豆のミネストローネに使う。

日差しが強くて、爽やかな風が吹いているこの季節は、
ドライトマトの天日干しにもってこい。

8月に入って本格的なバカンス期を迎え、
急に路駐車が街から消え、交通量も少なくなって
気持ち的には空気が少しは綺麗になったかなと。
ますます天日干しにもってこい?!

8月は街からイタリア人の姿が消える。
人気がないところで写真を撮るのが好きなので嬉しい半面、
街に残っている危ない人たちに狙われないようにしないといけない。

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ビールと枝豆

2010-07-23 | 食・ガストロノミーア・ワイン


チェコのバドワイザーと
アメリカのバドワイザーを飲み比べ。

(イタリアではアメリカのビールの王様バドワイザーが、
しっかりバドワイザーと表記されて売っていて、
チェコのブドヴァイス(Budweis)産バドワイザーはチェコ語表記になっている。
他の欧州諸国では、アメリカ産がバドやブッシュになっている国もある。
詳しくはウィキへ。)

飲み比べた結果、チェコのバドワイザーの方が味が濃くて◎。

夏にビールと言えば、やっぱり枝豆も欲しい。
フランス系スーパーやCoopで袋にEdamameと書かれた冷凍食品を発見!
色は少し薄い気がするけれど、味は枝豆そのもの。
さやから出されているので、イタリア人夫が猛スピードで食べてしまう。
美味しいから止まらないらしい。

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鯉のグリーンオリーブとフレッシュトマトソース

2010-04-12 | 食・ガストロノミーア・ワイン


鯉はどうも苦手だったので、(味よりも見た目が)
夫に鯉が食べたい食べたいと言われても却下し続けてきたら、
トリノ市民の台所と言われているポルタ・パラッツォ市場で食材を
調達して、とうとう自分で作ってしまったイタリア人夫。


昔、農家の人たちが鯉と
とうもろこしの粉を練ったポレンタという料理を食べて
畑仕事をしていたという話に納得できるほど栄養満点な鯉料理。

鯉の泥臭さを取るためにお酢で鯉の身を洗ってから、
軽く水気を拭いて小麦粉をまぶしてフライパンで焼いて。
白ワインと細かく切ったグリーンオリーブと
フレッシュトマトを入れて10分ほど焼いて塩コショウで味を調えて、
みじん切りにしたイタリアンパセリを振りかけたら出来上がり。

鯉は脂がたっぷりのっているので、付け合わせのじゃがいもは
簡単に茹でただけのもの。

ワインはエノテーカで買ってきたフリウリ産のコッリオ、白。

次の日、映画「恋人たちの食卓」(原題「飲食男女」)で
偶然にも鯉をさばいているシーンがあって夫が釘つけになって見てた。
扇の形をした立派なうろこが苦手だわ~。

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何かが違うパルマの生ハム

2010-03-10 | 食・ガストロノミーア・ワイン
忘れられない味。
パルマの生ハム工場で直接買ってきた生ハム。



その場でスライスしてもらった生ハムではなくて
すでにプラスチックトレイに入っていたものだけど
パルマの地で買ったものは味が格段に違う気がする。

トリノのスーパーや市場でもパルマ産生ハムは売っていて
目の前で薄くスライスしてもらえるけれど、やっぱり違う。
美味しいんだけど、何かが違う。
口の中でとろける具合とか、塩加減と甘みのバランスとか、
脂肪の量とか、これが違う!と断言できないけど、
とにかくほっぺた落ちそうな味。

パルマの生ハム工場は奥地、いや内陸部にあって行くのが大変なので
パルマ近郊のアウトグリルで生ハムを見かけたら試す価値あり♪

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シチリア風アニエッロのオーブン焼き

2010-03-08 | 食・ガストロノミーア・ワイン
イタリア人夫は週末だけときどきシェフになります。
ピニョーロ君(細かくってこだわるタイプ)なので
丁寧に時間をかけて作ってくれます。



「シチリア風アニエッロのオーブン焼き」
~ピエモンテ生まれの夫がシチリア料理にトライ!~

アニエッロは伊語でラムです。

骨付きのラム肉800グラムを

白ワイン 3カップ
白ワインビネガー 大さじ3
たまねぎ(小) 1玉みじん切り
にんにく 1片
塩 少々
こしょう 少々
ローズマリー 適宜
オリーブオイル1カップ

に浸し2時間ほど冷蔵庫で漬け込みます。

肉だけを耐熱皿に移し200度に温めておいたオーブンで1時間半焼きます。

肉を漬け込んだタレの残りをときどき回しかけながらこんがり焼いていきます。

オリーブオイルはエクストラヴァージンではきつすぎるので
普通のオリーブオイルを使います。

玉ねぎの甘みとあっさりとしたビネガー風味はラム肉に良く合います。
◎な味でした。オイルは半カップでもいけそうです。

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不変

2010-02-21 | 食・ガストロノミーア・ワイン
120年の歴史。
厳選された素材と熟練した職人の技。
伝統製法。
そしてモノ造りへのこだわり。



ヨーロッパの街並みがいつの時代も変わらず美しいように、
手間ひまかけて作られる年間生産が数千本のこの美酒たちも、
このままの姿で有り続けてほしいと思った会社訪問。

アルプスの雄大な自然と共に生きる男たちが丹精込めて作った自慢の美酒。
嗅覚、味覚だけでなく、五感すべてが反応してしまうそんな美酒です。
別件の仕事がこの美酒と引きあわせてくれて、この偶然に感謝。
トリノ生まれの「洗練されたモノ」が好きなプロセスこだわり派の
夫も虜になっています。

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Platti'のチョコレート

2010-02-15 | 食・ガストロノミーア・ワイン


トリノ商工会議所からHistoric Shopに認定されている
ヴィットリオ・エマヌエレ2世通り72番地にある
1870年創業の「Platti'」というカフェ&お菓子屋さんのチョコレートです。

ボーリングのピンのような形のチョコは、
グラッパボンボン。これ、かなりはまりました。
グラッパとビターチョコってこんなに合うんですね~。
あとひとつしか残っていません。(涙)

上から2段目の黒トリュフは、ラム酒漬けのチェリー入り。
これもかなりいけます!

あとは、右端一番下のしましまチョコ。
これはクレミーニといってクリームのような舌触りで
とろんと溶ける具合がたまりません。

男性から女性へプレゼントするイタリアのバレンタイン最高♪
グラッパボンボンもっと最高♪

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ルリージアのミネラルウォーター

2010-02-07 | 食・ガストロノミーア・ワイン
イタリアの水道水は普通に飲めるのですが・・・。
料理には水道の水を使いますが、トリノの水は普段の飲料水としては
石灰分が多すぎるように思えて常にミネラルウォーターを買っています。



ガス入りです。初めはうぇっと思ったガス入りウォーターも
今では生活には欠かせないもの。

食の見本市などでスポンサーになっているLURISIA(ルリージア)という
ピエモンテ州のアルプスにある天然水の会社のガス入りウォーターが
一番美味しいように思います。

ルリージア・ガス入りミネラルウォーター(瓶入り) 750ml
クリエーター情報なし
ルリジア

ペットボトルより瓶入りの方が安心ですね。


ルリージアの天然水をビールやワインの製造などに使っている会社もあります。

ちなみに私が今愛用している日焼け止めクリームも
ルリージアの水をベースに作られていて、これも日常には欠かせません。

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勇ましいお姿

2010-01-29 | 食・ガストロノミーア・ワイン
イタリアまでの道中。。。

まず機内で発熱。
フライトアテンダントさんに氷枕を持ってきてもらったら
近隣席の、心はるんるんイタリア一色の日本人観光客は思いっきり引いてました。
フライトアテンダントさんからは、まさか新型インフル?もしやノロウィルス?ではと
疑っているのが丸わかりの質問攻めを受け・・・。
周りの日本人観光客は完全に私に背中を向けて防衛されておりました。そして時々、こちらの様子をちら見。

氷枕の冷たい水が背中にこぼれ服がぬれてしまいフライトアテンダントさんにヘルプを出したら
「氷枕、変えますか?」って
先にタオルか、せめてティッシュでも拭くものもってきてくれてもえぇんちゃうん?
と思いましたが熱でそんなことをいう気力もありませんでした。

だから今、書きます!

お客様に対するお察し力が低いのでは?!

しかし、私は気の毒だとも思うんです。
だってイタリア人フライトアテンダント8名程は一番奥のギャレで談話大会。
ファーストクラスギャレから一番奥のギャレまで何往復もされているのは唯一2名おられる
日本人フライトアテンダントさんたちなんですから!!

イタリアの労働社会のすさまじい戦地で顔ひきつりながら働かれている姿にはエールを送りたくなります。

「戦友よ、私も知ってるわ、その辛さ。でもファイト」って。

結局、12時間うーうー熱にうなされ、へろへろになりながらローマで乗り継ぎ。
二度と体験したくないハードなフライトだったのです。

イタリアに戻って元気にしてますって書こうと思ったのですが前触れが長すぎました。



はい、なぞの物体。初めて見る人はいったいなんぞやと思われるでしょう。

答えは、夫婦喧嘩で使う凶器です、というのは冗談で、これは野菜です。
3歳ぐらいまでの子どもが実際に見たら泣くと思います。かなりリアルで怖いです。

イタリア語でカルチョーフィと言います。日本ではアーティチョークまたは西洋アザミです。
秋から冬にかけて出回ります。買い物袋からとげとげが突き出て下手すると人を刺すか、自分が刺されます。

そんな危険な、凶器のような野菜ですがむちゃくちゃ美味しいんです。
たくさんあるとげを全部切って、固い花弁をパリパリとはがして柔らかくなるまで茹でます。
シンプルにオリーブオイルと塩をつけて食べると甘みが増して本当に美味しいんです。

何枚も花弁をはがした中央部がクオーレと言って一番美味しい部分です。
今日は市場でお兄さんがちょっと安くしてくれて10本買って2.5ユーロでした。
スーパーでは1本0.7~1ユーロするのでとってもお買い得でした。

今度は中身の写真や調理後の写真も載せてみたいと思います。

いえいえ、夫婦喧嘩どころか、うちは夫婦仲良く分担してカルチョーフィの
下処理するんですから。凶器にはなりませんの。
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一口含んではっとした瞬間

2009-12-14 | 食・ガストロノミーア・ワイン
雪が降るだろうと予報され、冷たい風が吹き荒れた日曜日、
ロンバルディア州(ミラノが州都)のはるか昔はピエモンテ地方だった
オルトレポ・パヴェーゼという地方のあるワイン製造者を訪ねてきました。

ナポレオンの時代に古城を買い取り、そこを拠点にワイン製造を始めたひとつの家族の物語を、
いろんなワインの試飲のお共に楽しく聞かせてくれたのは84歳になる老夫婦でした。

お二人は息子さん4人を育てあげました。うち一人はワインの作り手として家業を継いでいます。
他の子どもたちはワインよりもホワイトカラーの仕事を望んだそうです。
息子さんの一人が弁護士になりたいと言ったとき、だいぶ反対したそうですが
最終的には本人の意思を尊重したそうです。
昔は家族みんなでブドウの収穫をしていたけれど、今はポーランド人に頼んでいるそう。

「ホワイトカラーはもう十分!畑に若者が戻ってきてほしいのよ。」
と言われていました。
ついこないだ、トリノのあるワイン製造者が高齢のため今年でワインの製造は最後にする
という残念な知らせを聞いたばかりだったので、若手不足は深刻な問題なんだなと思いました。

大ベテランの毎日の小さな積み重ねと情熱とで生まれたワインを何気なく一口含んだとき、
「はっ」としました。とても不思議な感覚でした。
いろんな賞を受賞していて、評価も高いワインを作ってこられているけれど
84歳の巨匠は実に謙虚で親切でした。

訪問者ノートという、連絡先と一言メッセージを訪れた人に書いてもらっているというノートには
世界中からの訪問者の手書きの文字があり、好感が持てました。

私たち夫婦はステレオタイプの評判を鵜呑みにしたくなく、ワインの作り手と直接会って話をすること、
作り手の神聖な領域にお邪魔させてもらい自分たちの目で判断することをとても大切にしています。

「せっかく飲むなら作った人に会ってみたい」
頭の痛くなるワインは要らないのです。



長旅の後、車の運転で疲労しているのに購入した18本のワインを地下の倉庫へ直接運ばずに
わざわざ4階まで運び、一本一本丁寧にボトルを磨く夫。
そこまでするほどワインが好きだとベテランは気づいてくれたかしら?
さて、どれを日本へ持っていこう・・・。

お寿司と環境

2009-12-10 | 食・ガストロノミーア・ワイン
ここ数カ月前にニューオープンしたテイクアウトもできる寿司バーへ行ってきました。

経営者はイタリア人。メニューやレシピは、イタリアで和食の本を出したことのある
日本人女性がアドバイスしているそう。レジには日本人女性もいました。

トリノ市内に2店舗あってデリバリーもやっています。
日本人板前さん急募!と聞いていただけあって昼食時はほぼ満席で人気があるようでした。

ネタはまずまず。環境に配慮したトレーが使われているところや、
アサヒスーパードライや梅酒が置いてあるのは◎。
ただお寿司がちっちゃい。鉄火細巻きは多分直径、高さ両方とも1センチ強ほどのミニチュア。
でも手巻きのネタはたっぷり入っていたので満足です。
寿司セットより手巻きを2,3本頼んだ方がおなかはいっぱいになるかも。

お寿司以外にはお弁当、どんぶり、麺類もあるようなので次回はそれを目当てに行ってみます。



環境に配慮したトレーが使われているのは実にいいアイディアで
他のテイクアウトのお店にも影響したらいいなと思うのです。
ただ、イタリアやヨーロッパでは合法的漁業や数が少なくなってきている
魚の品種などには非常に敏感であったり、生魚を食べることを批難する人もいる訳でして。
イータリーでも販売していたここのお寿司がなくなっているのをみると
どうもそういうことが関係しているのではと思ってしまうのです。

人の手で環境を壊さずに継続して状態を維持できることは
漁業でも同じことが言えますよね。トリノで食べるお寿司のネタは
Sustainable Fishが使われているといいんだけどな。

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スプマンテとピニョーロ

2009-12-07 | 食・ガストロノミーア・ワイン
12月8日はイタリアの祝日(聖マリア無原罪の宿り)です。
火曜日が祝日なら、月曜日は有給をとって4連休にしちゃえ~という
イタリア人もいますがうちの夫は祝日返上で仕事です。日曜日も休日返上でした。

ここ一カ月、夫は仕事から帰ると家ではプログラム構築で夕食前からパソコンとにらめっこ。
夕食後は夜の2時ごろまでまたパソコンとにらめっこ。そして朝早く起きてまたプログラム・・・。
ピエモンテの男だからかは分かりませんが、細かくってこだわり性。
イタリア語でそんな人のことをピニョーロといいます。
プログラムを書いてからも何度もチェックして改良することに命をかけてます。
気がつけばシャツ1枚の姿でパソコンとにらめっこ。うまくいかないことを見つけるとすごく汗をかくのだと。

極めてピニョーロです。

プログラムを書くときは、ほろ酔い気分の方がはかどると言うのでスプマンテを開けました。
チエック家さんの2005年産だけのエルバルーチェ ディ カルーゾを使ってオーク樽で熟成させたもの。



黄金の液体の中から小さい泡がたくさん湧き出てきて何とも幸せな飲み物。

チエック家さんも同じくピエモンテはトリノの方。
こだわりをもってワインの製造をされていて、ここ数年連続して
トリノ市商工会議所から優秀な製造者として匠(マエストロ)扱いされています。

ピエモンテのやり手生産者のワインが揃うエノテーカ&ワインバー

2009-12-05 | 食・ガストロノミーア・ワイン


ロッソルビーノ(rossorubino)というエノテーカ&ワインバーは、
ピエモンテ州の小さいけれどやり手の生産者のワインを厳選しています。
またブルゴーニュのワインやシャンパーンの品ぞろえも豊富です。
エノテーカでは、ワインに詳しい熟練した店員さんたちが
ワインとそれにあった料理を提案してくれたり、イタリア国内や海外への発送も相談に乗ってくれます。
特別な贈り物をしたいときには、ボトルやラベルに好きなフレーズを入れてもらうように注文することもできます。
お酒類以外にもお菓子や瓶詰め食品も取り揃えていて私はドライトマトとハチミツをよく買います。
小さい生産者の物なのですが味は絶品です。

ワインバーには気楽に昼食やアペリテイフをしに行くこともできますし、
事前に連絡すれば貸切にすることもできます。
また定期的にイベントも行われます。例えば試飲会、生産者と直接会って話を聞く会やワイン講習会などです。

ロッソルビーノに頼まれて紹介しているわけではありませんが、
旅行でトリノに来られている人で、ピエモンテならではのお土産を買いたい人、
イータリーまで行くのはちょっと遠いし時間を短縮していい物を買いたいという方におすすめの場所です。

場所は Via Madama Cristina 21, トリノ です。

オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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