horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

カトルカールの甘い香り

2009-11-14 | 食・ガストロノミーア・ワイン
また一人、正社員で雇われていた友だちが職を失った。
人生には仕事より大切なことがある、仕事なんてまた見つかると言っていた。

辛抱するしかないときってどうやって耐え忍べばいいのだろう、
と思っていた矢先の電話だった。

自分には忍耐力が欠乏している、人生は我慢なのに!とそれしか頭になかったので
気分転換にカトルカールを焼いてみた。



甘い香りがしてきたら、イライラが吹っ飛んだ。
甘い香りで人がネガティヴな気持ちになることはないのかも。

オーガニック・アールグレイティー

2009-10-20 | 食・ガストロノミーア・ワイン


挽きたてのコーヒー豆の濃厚な香りがするエスプレッソや
たっぷり泡立てたミルク入りのカプチーノはとても美味しいです。
でもそれはカフェで飲むから美味しいかなと思っています。
美味しい紅茶は外ではなかなか飲めない気がします。

ゆったり家で飲むならやっぱり紅茶です。
自然食品のお店を見つけると一番に紅茶の棚をチェックします。

イータリーでは紅茶の種類が少ないなと思っていましたが
新しく入荷されたオーガニックのアールグレイがありました。

軽い口当たり、でも香り豊か。
これは次も買いたくなる私の中ではヒットした紅茶です。

CLIPPERのURLです↓
http://www.clipper-teas.com/

ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ 
(ワンクリックでランキングに加算される仕組みです。)

一期一会

2009-10-19 | 食・ガストロノミーア・ワイン
先週から気温がぐっと下がって、朝や夜は気温1度ほど。
昼間でも15度まで上がれば、まだいい方です。



急に寒くなったので日本からのお客様はぶるぶる凍えておられました。
ヨーロッパの天気は急に変化するので、秋にはいつでも取り出せるように
クローゼットにコートをスタンバイさせておかないと、寒さに泣かされます。

昨日は寒かったから次の日は温かい恰好をすると気温がぐんぐん上がったり。
イタリアってこんなもんです。気候も予測不可能。
そんな気温の変化のせいか私は昨晩から不調、胃腸にくる風邪で睡眠不足です。

今回、仕事でお世話になった日本のお客様はとってもいい人たちで、
仕事でお世話になったのにお土産をたくさん頂きました。

トリノに住んでいる私は、ここが拠点なので帰る場所はトリノですが
お客様が
「今回が2度目のトリノです」
とおっしゃったのを聞いて、

ってことはもしかしたら次のトリノ訪問の可能性は低いかもしれない?
と思い、仕事の時間外にプライベートとして、レストランでピエモンテ料理を
堪能してから、トリノの夜景のきれいなところにお連れしました。
イタリア人夫も同伴で。イタリア人夫が普段家で使っている日本語を話して
雰囲気を和らいでくれたので、和気あいあいとした夜を過ごせました。
外で夫が私の母国語を話すとき、夫婦連携しているなぁと思います。



お別れのときに、イータリーで買ったお菓子やチーズなどをたくさん詰めた
布製のイータリー買い物袋をお土産に持って帰ってもらいました。



これはイータリーに売っていたシナモン金平糖です。
リグリア州のお菓子です。
シナモンは冷え症や胃腸にも効能があるので
今日はこれを食べて大人しく在宅ワークです。

ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ 
(ワンクリックでランキングに加算される仕組みです。)

黄金のリンゴ

2009-09-19 | 食・ガストロノミーア・ワイン


ペペローネと一緒に農家の方から直接購入したトマト。
1キロ1.5ユーロとお買い得でした。

サンマルツァーノという種のトマトはトマトソースに適しています。

オリーブオイルを熱しニンニクを入れて香りがしてきたら
湯むきしたトマトをさいの目に切って砂糖と塩を加えて
水分を飛ばしながら煮詰めます。
サンマルツァーノは熱すると綺麗な赤色になります。
水分は少なめでもったりとした重めの酸味の少ないソースになります。
他の種類のトマトは熱すると薄いオレンジ色になり水分がたくさん出てきます。

イタリア人夫は家では甚平をまとい、簡単な日本語を話し、
緑茶や日本酒を飲み、日本料理は何でも喜んで食べます。

しかし、やっぱり生粋のイタリア人だなと思うのは
一番好きな食べ物が、シンプルなトマトソースのスパゲッティというところ。
ピエモンテ生まれですが子どもの頃、トマトソースのスパゲティだけを食べたいと
わがままを言っていたそう。

前にバイヤーさんから日本人好みのトマトソースを紹介してほしいと
言われたことがありますが、普段は缶詰は使わないので
日本人好みのトマトソースってどんな味?って
頭を抱えたことがあります。

トマトは熱を加えることでうまみ成分が濃縮され、食べた後に満足感を与えてくれるし、
バラエティに富んだ料理に使えるので抜群の野菜だなと思います。

イタリア語でポモドーロ。
黄金のリンゴと言います。

念願の庭付き一戸建ての家に引っ越せた日には
家庭菜園でトマトをたくさん育てて
瓶詰めトマトやドライトマトを作りたいなと夢見ています。

ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ 
(ワンクリックでランキングに加算される仕組みです。)

畑生まれの牛の角

2009-09-17 | 食・ガストロノミーア・ワイン
赤と黄色の牛の角。
20センチ以上もあるりっぱな角。
生で食べても美味しいし、オーブンで焼いても美味な角。



スローフード協会から保護指定されている
カルマニョーラ市名産のペペローネです。
収穫の時期は7月末からで、農家の人が肩に袋を提げて
ひとつひとつ丁寧に手作業で収穫されます。
このペペローネは先が尖っていて長いのが特徴です。
農家の直売で10本ほど買いました。

週末はさわやかな秋らしい季節だったのに
月曜日からずっと雨で気温は13度ほどです。

我が家はセントラルヒーリングで10月半ばまでは暖房なしで
夜は寒いので自然とオーブンを使った料理や煮込み料理を作っています。

私が一番美味しいなと思うペペローネの食べ方は、
ペペローネを縦横ともに半分切って、中の白いところと種をのぞいてから
鉄板にオーブンシートを敷いてその上に切ったペペローネを並べて
あとは200度ぐらいのオーブンに放り込むだけ。
15分くらい様子をみて柔らかくなったら、大きめのお皿に
熱したアンチョビのフィレとペペローネを一緒に入れて混ぜます。
冷蔵庫に入れておけば日持ちもするし、
オーブンを使うときについでもう一枚鉄板を放り込む感覚でできます。

ピエモンテ州では焼いたペペローネの皮をしっかり取り除いて
バーニャカウダソースや、ツナマヨソースや
アンチョビソースなどをかけて前菜として食べられています。

また、冬の定番料理バーニャカウダはペペローネを生で頂きます。
寒い寒いと言ってますが、秋以降のピエモンテは舌づつみ打ちシーズン、
本格的な美食の季節が到来です。そう思うとウキウキします。


手捏ねパン ウィンナーとたまご

2009-09-04 | 食・ガストロノミーア・ワイン
今日は、急に調理パンが食べたくなり、人生初、作ってみました。
強力粉はいつ捏ねても厄介な粉だなと思います。15分の手捏ねでもう限界です。



私の作ったぺったんこケーキに、かちこちあんマン。
あれらを知ってる人なら今回はうまく行ったと思っていただけるかな?

そして、パンとは関係なく
一度手にすると4時間ぐらいはノンストップでのめり込んでしまうもの。
睡眠第一の私から、眠気を奪い、その代わりに集中力を呼び覚ましてくれるもの



唯一時間を忘れて没頭できる趣味のかぎ針編みです。
母親がまだ学生時代のころ、勉強しているふりをして
引き出しからこっそり出して編んでいたといいます。
かぎ針編み熱は、間違いなく、遺伝です。



アンティーク市や蚤の市に行くのが好きな理由の一つこのかぎ針編みです。
繊細な糸で丁寧に編まれているものはため息が出るぐらい美しいです。

テッラコッタで夏野菜

2009-08-15 | 食・ガストロノミーア・ワイン
夏は冷えたラタトゥーユが美味しく感じます。
我が家はテッラコッタ鍋(イタリアの土鍋)で大量に作って
2、3日かけて食べます。
材料は写真の通りです。TIMOはタイムのことです。今回はなかったので
省略しましたが、バジリコの葉っぱ数枚いれても美味しいです。



夏は完熟トマトに限ります!なければトマトの缶詰でもOKです。

☆作り方☆
テッラコッタ鍋を熱しサラダ油を入れて、適当な大きさに切った
玉ねぎをじっくり炒めます。
(カレーを作るときのあめ色玉ねぎのようにじっくりと炒めると
より美味しくなります。)

適当な大きさに切ったナスとズッキーニを別のフライパンで
炒めておきます。
(材料が多いので一気にテッラコッタに入らないのと、
別に炒めておくことでトマトの味がよく染み込みます。)

ナスとズッキーニがしんなりしてきたら、テッラコッタ鍋へ入れます。

パプリカも適当な大きさに切ってテッラコッタ鍋にいれます。

つぶしたにんにくと、適当に切った完熟トマトもテッラコッタ鍋に入れます。



好みの量のタイムとバジリコを鍋にいれて、トマトの酸味を抑えるために
少し砂糖を入れてから、最後に好みの加減で塩を入れます。

蓋をして煮ます。テッラコッタはぐつぐつ音がし出すと火を消しても
余熱で調理できます。ぐつぐつ音がしなくなればまた火をつけて温めます。
火を消したりつけたりしながら、トマトの水気がなくなるまで煮ます。
最後に塩加減もします。

とっても簡単、夏野菜もたくさん。
一度にたくさん作れば数日食べられますよ。

適当でもできちゃう、ほどほどレシピでした。

ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ 
(ワンクリックでランキングに加算される仕組みです。)

冬のバローロ村

2009-02-03 | 食・ガストロノミーア・ワイン
ロンドンに18年ぶりの大雪をもたらした寒気はピエモンテ州にもやってきました。気温0度の中私たちは雪化粧のバローロ村まで行ってきました。雪に覆われたブドウ畑、ランゲの丘もまた風情があり気持ちが安らぎました。


観光客はゼロ。村の人だけのバローロ村。
暖炉のにおい、犬を散歩させる村の人の姿、石畳にひょっこり現われる飼い猫などゆったりした時間が流れていました。
村にはお城もあります。今は修復中で2010年まで入城できません。


ほとんどのエノテーカは閉まっていました。
そんな中、村の人がおしゃべりしにやってくるエノテーカがありました。
ピエモンテ方言、バローロ村なまりで永遠と続くおしゃべり。
オーナーの奥さんはとても親切で朗らかで1時間ほど私たちもおしゃべりしました。

「昔、お城で結婚式があってね、招待客の日本人女性の着物姿を目の前で見たときは思わずカメラのシャッターを切ったわよ。」

「この村に私をイタリアのマンマと慕ってくれる日本人の男の子がいてね、ワイン醸造学を学びに来ているんだけど、2ヶ月ぐらい顔を出さないと思っていたら、私の誕生日に花束を抱えてやってきてくれたの。とっても感動したわ。本当にいい子なのよ。」

「えー、結婚式イタリアと日本で両方したの。素敵ねー。今度来るときは着物の写真持ってきて!」

「何年と何年は最高の年だったのよ。」

「今日は特別な日のためのワインを買いに来てくれたのね。キャー、ロマンチックだわぁ。」

「なんでもいいから試飲してみたいワインを選んで。喜んでボトルを開けるから。」

まだまだ旅の話、ワインの話、ピエモンテ方言の話、日本語の話など話題が次から次に出てきて楽しかったです。この時期だからこそなのかもしれません。
オーナーとおしゃべりしたい方、ワインを買いたい方はこちらまで。


三毛猫ちゃんがお迎えしてくれます。世界中からやってきたお客さんにポーズを披露。写真で世界中あちこち旅したにゃんこちゃん、今日はブログデビュー。

最終的に選んだこの一本。
伝統的製法で作られたバルトロ・マスカレッロのバローロ2004。
今は亡き巨匠は、伝統にこだわりすぎていると批判されたことがありましたが、お父さんおじいさんの製法を守り続けました。2004年産、巨匠が亡くなる一年前に作られた最後のバローロです。
(海外輸出用、いわゆる海外うけするように大きな樽、大抵は樫の木の樽で熟成せずにフランスワインのように小さな樽、大抵はオーク樽で熟成する製造者が多いのです。例えばGAJAなど。小さな樽をバリックと言い、木の風味が非常に強く出てきます。)
3年後を楽しみに地下の倉庫に大事に保管しています。


ピーラ&フィーリ社のバローロ

2009-01-09 | 食・ガストロノミーア・ワイン
アルバのエノテーカにあったこの言葉。


ピーラ&フィーリ社のバローロ カンヌービ2003DOCG。


2003年はあまりいい年ではなかったそうですが文句なしの出来具合。
バローロ村のカンヌービにあるピーラ&フィーリ社のキアーラ・ボスキスという女性が作ったバローロです。オーク樽で熟成。木の香りとネッビオーロの風味がちょうどいい具合に出ていてバローロにしては熟成年数が少ないけれど、味わい深い一本です。価格はバローロの中では下の方ですが、品質はワインガイドの太鼓判付。
アルコール度数 14度。

チョコレートのGUIDO GOBINO

2008-12-11 | 食・ガストロノミーア・ワイン
ピエモンテを知るために必要なキーワードがあります。
それは「伝統」と「革新」。
伝統を守りながらいつも新しいことに挑戦していく、それがピエモンテ。

まさにそれらを実践し急成長しているのが
チョコレート工房 GUIDO・GOBINO(グイド ゴビーノ)と言えます。


先日、日本でお世話になった夫の友人ご夫婦にチョコレートを送ろうとグイド・ゴビーノまで行ってきました。
店内は観光客や地元の人たちで満員。それでも試食用にいくつかチョコレートをお皿にのせて提供してくれるサービスもあり、接客も丁寧でした。

私はフライトに耐えられるチョコレートということで
「クレミーニ アル サーレ」
リグリア州のエキストラバージンオイルと天然海塩を使ったクリーミーなチョコレートを購入しました。2008英国アカデミーチョコレートのある部門で金賞を取った自信作ということで店員さんが薦めてくれました。



このクレミーニはグイド・ゴビーノのHPオンラインショップにて12月12日、日本で先行限定発売される予定だそうです。明日ですね。



参加しています。 よかったらクリックお願いします。

手作りニョッキ

2008-11-15 | 食・ガストロノミーア・ワイン
イタリアで初めてニョッキを食べたときはあまり好きじゃなかったけれどトマトソースとの相性が抜群であることを発見して依頼、好物の一皿です。

先日、ピエモンテーゼの友人が手作りニョッキパーティーをしてくれたのでしっかりレシピを覚えてきました。
パーティーのテーマはイタリア。
ニョッキに絡めるソースは赤と白と緑。イタリアの国旗と同じ色です。
赤はトマトソース、白はゴルゴンゾーラとくるみのソース、緑はバジリコと松の実のジェノベーゼソース。わいわいおしゃべりしながら準備してお腹一杯食べて楽しいひと時でした。

今夜の我が家のテーマは日本。
赤はひよこ豆入りトマトソース、白は生クリームと黒こしょうのソース。

ニョッキの作り方(彼女の友人、イタリア料理のシェフのレシピ)

材料 6人分ぐらい
 ジャガイモ1キロ(できれば古いもの)
 卵1つ
 小麦粉300グラム

ジャガイモを皮ごと茹でる。竹クシが通るぐらいになったら皮をむき塊がなくなるまでしっかりつぶす。熱いうちに。
ジャガイモを冷まし、卵一つ、小麦粉を加え耳たぶの硬さになるまで混ぜる。
(小麦粉の量はジャガイモによって加減する)
直径2センチぐらいなるように丸め、フォークの背の部分で押して型をつけ平たくし、くるっと丸める。打ち粉があれば丸めやすい。



沸騰した湯に塩を適宜加えニョッキを茹でる。
ニョッキが浮き上がってきたらすぐにサルに上げ温めておいたソースに絡める。



とても簡単にでき、もっちりした食感が美味しいニョッキ。
子どももお手伝いできるので食育向きメニューだなと思いながら作りました。今度帰国したらかわいい姪っ子たちと作ってみたいと思います。



イノシシ料理とバローロキナート

2008-11-12 | 食・ガストロノミーア・ワイン
先週の土曜日に市場の肉屋でみつけたイノシシ肉です。
イタリアで初めてイノシシ肉入りソース和えタリヤテッレ(卵入りのきし麺のような生パスタです。ピエモンテではタリヤリンと言います。)を食べてからイノシシの美味しさにほれ込んでいました。いつもはレストランで食べるか、市販のイノシシのソースを買ったりしていましたが、鮮度の良いイノシシだったので購入することにしました。
(1キロ当たり10ユーロ)

イノシシは煮込めば煮込むほど肉が柔らかくなり美味しくなるそう。
そうなると一番に頭に浮かぶのはワイン煮込み。

レシピ
イノシシ400グラムから500グラムぐらいを適当な大きさにブツ切り。
(*一晩ワインにつけて置くのが理想的)
にんにく、タイム、ローズマリーを好きな量だけ細かく刻み
オリーブオイルで香りがでるまで炒める。焦がしてはいけない。
イノシシを加え表面に焼き色が付いたら
ワイン2カップを入れ、アルコール分を飛ばす。
塩コショウで味付けし蓋をして弱火でことこと2時間煮る。

じゃーん、とっても簡単イノシシのワイン煮込み~!
ヴェルゼッと言うサラダを添えて出来上がり。



イノシシを黙々と平らげて満足満足。

こちらは「バローロ キナート」
ピエモンテ産ワインの王様と言われているバローロに砂糖を加えてから、キナをはじめ10種類のハーブで香り付けされた食後酒です。
もちろん食前酒(アペリティフ)としても飲まれていますが、甘みがあり16度とアルコール度も高いので食後の方が消化も促されいいかもしれません。


参加しています。 よかったらクリックお願いします。

キッコ社のバルベーラダルバワイン

2008-11-05 | 食・ガストロノミーア・ワイン
今日は大事な日本からのお客様とのビジネスランチでした。

どんなワインがお好みか上司が尋ねたところ、バルベーラワインをご希望されたのでレストランのソムリエのお薦め赤ワイン、
CASCINA CHICCO社のバルベーラ ダルバ2005年産を注文しました。

普段飲むバルベーラとはまったく違う口当たりが印象的だったので
帰宅後、ワインガイドで調べてみたところ、品質はオッティモ、イタリア語で最高の質のワインでした。
レストランでは1ボトル31ユーロしていましたが、エノテカなどで買うと15ユーロから20ユーロするワインです。お客様がバルベーラをご希望されたお陰で新たなバルベーラを発見することができました。

実にまろやかで口当たりがよく、ほんのりオークの樽の香りもし、
なんとなくバローロに似ているなと感じました。
2005年のバルベーラ ダルバをまた飲みたいワインにリストアップ。


ラベルは2003年度産になってますが、お薦めは2005年度産です。



ペイラーノ

2008-10-31 | 食・ガストロノミーア・ワイン
トリノ市内にある大通りヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りと、
ポー川に沿いにあるモンカリエーリ通りには
「 P E Y R A N O 」の縦書きの赤い目立つ看板があります。

1914年創業、トリノのチョコレートの老舗として今も有名ですが、
2002年にナポリのマイオーネグループに買収されました。
しかし伝統的な製造技術は守られ、モンカリエーリ通りの製造所は何も変わっていません。

黄金の形をした豪華な包装紙に包まれたジャンドゥーイヤチョコレートから
バラエティーにとんだ味のチョコレートはペイラーノならではです。

私のお気に入りは、はっぱの形をしたチョコレートミントです。
小さな結晶のようなミントのキャンディーと上質なカカオの組み合わせがたまりません。食べても食べても飽きない味です。



100グラム8.5ユーロ。(本日の換算レート、1ユーロ127円)
ハードな一日のあとに途中でバスを降りてペイラーノで好きなチョコレートを買う、ほんの小さな喜びですが、これも私のトリノ生活の一部になっています。

店舗 トリノ Corso Moncalieri 47
    Corso Vittorio Emanuele II 76
   ナポリ

参加しています。
よかったらクリックお願いします。

オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

Copyright(c)2007-2022 horizon doux italia de -torino- All Rights Reserved イタリアの暮らし写真で綴ります。管理人への連絡はコメント欄からお願いします。