ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

ホクトマン独演会

2009-02-02 | 雑念
高校生野球部のチームビルディング
12名、1泊2日
監督から直接依頼なので打ち合わせから施設抑え、申し込み、案内、生活面の指導などオールマイティに行いました。
無理があるとは思いながらも、リーダーを探す余裕もなく当日でしたので、実現しただけでもバン万歳です。
今回は本当にワクワクしました。
事前に監督とメールでチーム状況や長期目標なんかを確認でき、プログラミングに充分生かすことができたから。

甘さと弱さが問題点だという監督の意向から、この1泊2日の目標を「難題を解決し、達成感を感じて自信を持ってもらうこと」をねらいにした。
その為、クリアできなそうで出来るギリギリの設定を狙っていきました。つまり最終的にはクリアする、クリアさせることを心掛けました。

アクティビティリスト:
ジャンケンバスケット
みんな鬼(後ろ手)
復活鬼(後ろ手)
ヤートロープ
ニトロ
モホークウォーク(3スパン)
昼食
キーパンチ
ホールインワン
ウォール
夕食
入浴
ビレイスクール
就寝
朝食
アラスカンベースボール
クライミングウォール
パンパープランク
トラストリーン
トラストフォール
振り返り
しめ

ホクトマンから見たチーム状況:
遠慮がち、仲はイイ、逆に自分が納得いかないことを飲み込んでしまう、言いたいことをハッキリ言えない関係、指示したことは素直に出来る

このチーム状況から事前の目標「達成感と自信を持つ」というものに加え、「言いたいことを素直に言う」チャンスを意識して増やした。確かに口ごもり、発言は少ない。しかし「発言できない自分たち」を体験できたと思う。それで彼等がどう考えるか?だ。
「パンパープランクを全員飛ぶ」という何とも表現しがたい目標設定をした彼等。その目標は達成され、少なからず達成感を感じたはず。それを次の行動に移せるほど彼等に定着してはいないまま合宿は終了した。

まとめ:
感じたことは「時間がかかるなぁー」ということ。1泊2日という普段のホクトマンからすれば十分と言える研修時間が確保されているにもかかわらず、やっぱり監督が求める理想のチームには程遠い結果だった。「変化」それは言葉にできない何かが存在している、と監督も言ってくれた。しかし、もっと圧倒的な「豹変」を期待されていたのかもしれない。その点で私の研修は「まあまあ」の評価に違いない。
私自身も「まだまだ」と評価している。1泊2日の研修ならここまで、という期待。
まだまだ私の研修能力の未熟さを感じた。
しかし、今回の様な「直接研修の依頼」は恐ろしいほど学びも多い。芸人でいうところの「独演会」である。講師依頼は1人でやっても「営業」「出前」である。その点「独演会」は恐ろしい。ダメならゼロになるからだ。もう独演会は開けないのである。
今回は「ダメ」までいっていない。だから次がある。多分。頑張る。
僕は独演会がやりたいんだから!