ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

僕の変化と成長

2018-12-20 | 雑念
ベトナムへの思い

2017年の夏から数えて9ターム目。
ベトナムの雰囲気に飲まれる事は無くなった。

しかし毎回違うドラマが起こる事へのワクワク感は毎回同じ。いや更に増えている。

緊張感もキチンと必要な程度訪れて、ダレる事もない。

そう思えるようになったのは、やはりライブ感を大切にする事を体験から学んだからだと思う。

僕のファシリテーターとしての実力はさておき、参加者の今必要な事をその場で見立てて、今やる事をクリエイトしていく事がとても有効である。

日本で出会う指導者達と話す上で、「この人は事前にねらいを確認して、自分のやるべきものを提供するスタイル」なんだろうなぁと1分ファシリテーター談義をすれば分かる。

ひょっとしたら僕も10年前はそこを目指していたのかもしれない。

ある意味、それしか道がないような世界しか見てなかった。

何の縁なのかベトナムの仕事は出会うファシリテーター達の考え方は未知の世界の人達だし、その中で自分を大切にしなければ食い殺されるような修羅場を楽しんで潜り抜けた。

僕は恐らくその点で開眼した。

悟りを開いたわけではないが、小さな敷地内でもがいていた自分に気づくほどの自分の変化に驚いた。

当然今も自分の未熟さを痛感する事もあるのだが、長嶋が絶好調の時にバッターボックスでピッチャーの投げるボールが止まって見えたという逸話が信じられるほどに、昔の自分の世界のチャチさを実感する事もある。

周りの大人達の本当に言いたい事が手に取るようにわかるようになってきた。

無意味なエゴやプライドなどの不毛な発言さえ色付きで見えるようになってきた。

そして自分の事を話しまくったり、全く話さないことで自己防衛していた自分にも気づいた。

本当にフラットな自分自身のアクセルの踏み方を覚えてきたのだ。

これは僕にとっての開眼である。

今回のベトナムではどんな事が起こるのか楽しみで仕方がない。やりがいのある仕事であることにも変わりがない。

一緒に仕事するメンバーもファンキーでモンキーな奴らが集まっている。

一体僕はどうなってしまうのだろう?