山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

赤魚バリエーション

2019年12月23日 | 日記とレシピ
 仕事から帰宅して一息つくと冷蔵庫を覗いてみるのが習慣になっている。さて、本日は・・・。

解凍中の切り身です

 ああ、赤魚の切り身ね。これなら、煮付けがベストですから、特段の準備はいらないでしょう。また、酒、醤油、みりんの出番だね、ぐらいに考えていた。ところが、外出から帰った妻が言うには、
「煮付け以外の料理できないかな。」
とのこと。
 なぬ?煮付け以外??聞けば、諸般の事情により目先を変えたい状況らしい。だったら考えてみましょう。
 この魚、身が締まって美味しいんですけど、ただ焼いただけでは素っ気ない。そこで、しっかり味がつく煮付け料理が多くなるんですけど、それを外すとすると・・・。

 ポクポクポクポク チ~ン

  ≪赤魚の唐揚げカレー風味≫

 材料・調味料の部
 ・赤魚の切り身4人分(写真参照)
 ・醤油:小さじ1
 ・塩:ひとつまみ
 ・カレー粉:小さじ1
 ・片栗粉:適量

 調理の部
 ・魚の鱗と骨を外して一口大に切る(今回は鱗なし)

 ・片栗粉以外の調味料をまぶしなじませる

 ・片栗粉の入った袋に、切り身を入れて、息を吹き込んでパンパンにふくらませる
 ・袋の口を閉めてシェーク

 ・なるべく少なめの油で半身浴
 ※カレー粉の香りは、油に移る(?)ので少なめがお勧め

 ・泡立ちが収まってきたら裏返し

 ・同様に泡立ちが収まってきたら油を切って出来上がり


 カレー風味は、保険みたいな感覚でつけたんですけど、かなりいけます。元々身の締まりがよい魚なので、食べ応えも良好でした。
 味が淡泊な魚には、こういう変化球もあり。むしろ決め球になりそうな旨さでした。

 冬眠中のマタギは、完全に「クッキングマタギ」になりきっていますね。ま、しかたがないか。