山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

本末転倒?天ぷら定食

2020年02月07日 | 日記とレシピ
 少々間が空いてしまったんですが、フキノトウの天ぷらを揚げようかなと思って準備を始めたんです(フキノトウは冷蔵庫の中でも少しずつ成長する)。するとですね、冷凍庫に大量の甘エビが残っていることを思い出してしまったんです。冷凍してあるとは言っても、一部を使った残りだから、そんなに日持ちするとは考えない方がいい。これを使いましょう。
 冷蔵庫を開けてみると春菊が置いてある。これも使うべきです。
 妻が、「カボチャもあるからお願いね。」と言う。
 私が間違って買ってきてしまった「乾燥海苔」も大量にある。
 なんか、ちょっと怪しくなってきた竹輪もある。

 おいおい、何だか思いがけなく豪華な天ぷら定食になってしまいそうじゃない?いいのかなあ。

 甘エビを解凍(40℃で2%の食塩水に15分)しながら下ごしらえを進めていくうちに、気が変わってしまった。フキノトウは、冷蔵庫でお休みなさい。日を改めて、別の形で楽しませてもらいましょう。したがって、

  ≪普通の天ぷら+α≫

 下ごしらえの部
 ・甘エビは解凍後、頭を抜く。すると、背わたの先っぽが見えるので、ここで抜いてしまうと楽チン
 ※ダメなときは背中を切って抜き取る
 ・脇から腹にかけて左右から斜めに切れ目を入れる(各4回ぐらい)
 ・背中側から海老反りさせて筋を切る
 ・カボチャは5mm幅ぐらいに切っておく
 ・春菊(洗って)、竹輪は食べやすい大きさに
 ・乾燥海苔は、何もしませんでした(かき揚げ気分)

 天ぷらの衣と調理の部
 ◎第1段階
 ・卵の黄身と冷水を合わせて1カップ(ボールへ)
 ・小麦粉も同量ふるいにかけて落とす
 ・サッと混ぜて、1/5を160℃の油に回し入れてあげだま作り

ダマは残っていても構いません

 ◎第2段階
 ・衣に小麦粉大さじ2程度を足す
 ※ここにエビを潜らせてから第1段階の揚げ玉でくるんで、次々と揚げていきます
 ◎第3段階
 ・他の具材は、揚げ玉を使わずにパリッと揚げたいので、裏技を使います
 ※今回は、マヨネーズ大さじ2を加えました

こんな感じに揚がりました

 ところで、エビ天やエビの刺身なんかを作るとおまけがつくんです。

海老汁というやつです

これが極めて旨いんだなあ。と言いつつ、

盛り付けた海老汁が来る前に写真撮っちまった。その後、酔いしれてそのまま忘れて食べちゃった。・・・高齢者のマタギには、よくある話。
 記録を撮り忘れたり、当初の予定が大幅に変わったりしてしまったんだけど、みんなで満足できたので、ま、よしとしましょう。
 やっぱり、美味しいことはいいことですね。