山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

おや?まあ!いらっしゃいませ!!

2020年02月17日 | いきもの
 部屋でのんびりしていると、普段あまり聞き慣れない鳥の鳴き声。「チー」だか「キー」みたいな、か細くて高い声。
 私の書斎(と言うと聞こえはいいんだけど、要するに部屋の片隅にちょっとスペースを戴いてます)の外には、ビワの木がある。声の主は、このビワの枝葉の中にいるようだ。暫く観察。
 いましたよ、いましたよ。

見えますか?

トリミングすると、

メジロ君です。今シーズン、やっと、はっきりとした姿を見せてくれました。かわいいねえ。
 続いて、クイズです。ウォーリーならぬ「メジロを探せ!」
第1問

これは、比較的簡単かな

第2問

難しいかな?暇なときにどうぞ

 何が言いたいかっていうと、こういう小鳥(スズメよりも小さい)って、自分の体型や体色を居場所に上手く合わせて身を守っているんだろうなってこと。そうやって、世代を繋いできているんだろうということ。


ヒヨちゃんもやってきました(お互い仲良くしてくれよ)

 じつは、花の蜜が好きな鳥はメジロだけじゃなくて、この辺だとヒヨドリもライバルなんですよ。でも、体格や体力では、とてもでないけどかなわない。そんな中でもメジロたちは、毎年、この木にやってきて、花を、蜜を、ついばんでいく。おかげで私は、きれいな歌声と姿を楽しむことができる。うちのビワの木を選んでくれてありがとうね。
 多分、メジロが生き延びていくための強みって、まだまだ沢山あるんだよね、きっと。・・・その辺は、おいおい観察していきたいと思います。
 ま、少なくとも山形の場合、メジロの好物と言われるツバキもウメも、まだ咲いていません。
 メジロだけじゃないんだけど、生き物たちが自分の強みを生かしながら、食べ物の少ないこの季節を無事に乗り越えてくれるといいな。そして、来年も、それぞれに個性的な鳴き声と姿を見続けたいものだと願うマタギです。