山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ちがうんだ(さんぽうた32)

2020年10月19日 | いきもの

 ちがうんだよな   あかとんぼ ジャニーズ48

おれらって
けっこう きがあうよね

そう
あきのそらが すき
ひなたぼっこは ごくらく
こどもだいすき
「このゆびとまれ」
なんていわれると
つい とまっちゃう

でもさ
おなじ なまえで よぶの
やめてほしいんだよな

どうかん
だって ぼくたち
ひとりひとり ちがうもんね

いろもちがうし
かたちもちがう

このちがいにきづけると
おれらに もういっぽ
ちかづけるんだけどな

ねえ きみ
ぼくたちのちがい
もっとしってみたくない?


 空に地に、赤トンボの姿が目につく季節になってきました。
 この子達は、秋の風物。秋空によく似合います。
 でも、よく考えてみると、真夏の頃からいた子もいるし、最近になって目につくようになってきた子もいるようですね。
 証拠写真を少々。

鮮やかな赤に染まってますね


色も模様も全然違うみたい


こちらさんは、シッポの太さもなんだか・・・



 調べてみると、赤トンボの仲間(アカネ属というらしい)は、50種類ぐらいいて、日本だけでも20種類以上生息しているとか。
 そうか、だとすると、単純に『赤トンボ』と呼ぶだけでは少々失礼なのかもしれないなあ。そんな気がしてきたのであります。
 で、真面目に区別しようと思って調べ始めたら・・・。
 これは、雑誌とか新聞の『間違い探し』とおんなじだあ!!!ということが分かりました。非常にデリケートな違いを見つけて命名されているようです。しかも、雌雄は勿論、気温によって色が変わる種もいるって。昆虫学者の皆様の努力に敬意を表するしかありません。私は、覚えるのを諦めました。
 赤トンボは、赤トンボでいいじゃないかと、開き直るマタギ。

 でも、本当の『ジャニーズ48』のフアンの方は、是非、違いを調べてみて下さい。握手会は無理かもしれないけど、昆虫学者になら、なれるかも。