山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

季節限定の味わい

2021年01月30日 | 日記
 本日は予報通りの荒天。横殴りの暴風雪を見るにつけ、「昨日遊びに行ってよかった。」と思う。こうなってしまうと軟弱マタギは、即退却。巣籠もり再開となる。
 で、たまに自分の日記を読み返してみると、同じ言葉が何度も繰り返されていることに気がついた。言葉の選び方って、その人ごとに必ず『癖』があるからね。
 自分の文章の中には、『季節限定』とか『期間限定』っていう言葉が結構数多く登場していることに気付いたんですよ。
 この言葉は好きですねえ。
「今だけ!」ってことじゃないですか。
 今しか味わえない喜びや楽しみならば、多少の犠牲を払ってでも手に入れたくなるってもんだ。
 考えてみると、海山で遊ぶマタギにとっては、至極当たり前の話です。この『季節限定』を逃さないために東奔西走し四苦八苦して日々を送っているんですよ。
 さて、ようやく本題です。
 今、目の前に2つの『季節限定』があります。

 一つ目、


とっても美味しいお酒



それこそ季節限定です

 酒処である本県の老舗酒造4つ。その若き店主達が協同で開発しているお酒です。
 ブロ友のpiyokunさんから教えてもらって以来、すっかり病みつきになってしまいました。これは、冬限定バージョン。旨いんだなあ、これが。
 そして、もう一つがこちら。


わかるかな?

 イカのワタを塩辛にしたものです。普通は切り身に和えて戴くことが多いと思うんですけど、マタギは最近、ワタだけでつくってます。
 スルメイカは、秋が深まって冬に向かっていく頃からワタを大きくするんですね。これも季節限定の楽しみです。それがあまりにも美味しくて勿体ないから保存します。


こんな感じ

 使う調味料は、塩と酒。密封状態で保管しています。
 で、年末に石巻から届いたイカのワタを入れたら溢れそうになったので、一番古い(一番熟成している)ワタを抜き出して、チビリチビリと戴くんですよ。日持ちのする食材だけど、そろそろ食べ切らなくっちゃ。


ああ、旨い

 
 季節限定の寒さを乗り切るために、季節限定の肴で季節限定のお酒を戴く。たまりません。

 やっぱり、『季節限定』が大好きです。