山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

フキノトウは天ぷらで

2021年03月18日 | 山菜料理
 いただいてきたフキノトウたち。


かわいいねえ

どうやって食べるかって、もう、収穫した時点で決めてあります。
 初物のフキノトウと言ったら天ぷらでしょう!フキノトウの醸す春の香り。楽しみ方はいろいろあるんだけど、揚げることで少しソフトになります。それを食すのが、山菜料理のスタートに相応しい。
 妻も全く異論なしのようで、「何個(揚げ)でもいいわよ。」だそうだ。
 それでは始めましょう。

  ≪フキノトウの天ぷら≫

 家族には、フキノトウが苦手という方もおりますので、いろいろと揚げることにします。そのため、衣の材料がいつもよりも多め。割合も若干変えることにしました。

 衣の部
 ・冷水200mlと卵黄2個分を混ぜます


これを混ぜます

 ・薄力粉200mlと片栗粉50mlを混ぜて、網杓子で卵水にふるい落とします


   ここから


   こうなって
 ・泡立て器(たまたまです。箸でもOK)で、縦横にサッサッと十数回切ります(混ぜるじゃない)

 具材の部(一部調理も)
  レンコン
 ・皮を剥いたら輪切りにして即座に小麦粉をまぶしたら、衣を潜らせ、160℃で揚げました
 ※これまで酢水にさらしていたんだけど、『即』が断然旨いらしいのでやってみた(旨かった)


速攻です


  フキノトウ
 ・傷んでいる葉があれば外して、水洗い

  その他
 ・竹輪は縦に割れ目を入れて、中心にスライスチーズを詰めました
 ・豚肉(ロースのスライス)は、塩コショウで下味を

 調理の部
 ・豚肉と竹輪には小麦粉をまぶしておきました
 ※衣が剥がれにくくなるらしい
 ・油温を180℃に上げておく
 ・衣に潜らせたらすぐに揚げ始める
 ※衣たっぷりに仕上げたかったので
 ※竹輪は、チーズが溶け出すのが怖かったので、「高温でサッと」を目指しました


ここまで順調かな

 ・フキノトウは水気をしっかり拭き取ってから
 ・衣に潜らせたら次々に揚げていきます


   ここから衣を潜って


   衣が固まるまで待つ
 ・一度裏返して、泡立ちがおさまってきたら完了


ああ~、春の恵み、山の恵み



出来上がりです

 お久しぶりの天ぷらです。口に運ぶと、やっぱり美味しい。身体中に春の香りが広がります。

 始まりましたねえ。これで、長かった冬眠期間、終了です!

 今度は体内から力が漲ってくる感じがしてきました。