山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

以心伝心?の食卓

2021年03月19日 | 日記
 作るときから分かってはいたんです。今回の天ぷらプラスαの料理。


3人では食べきれませんでした

 翌朝、朝っぱらから天ぷら定食。結構、意欲的に食べたんですけど食べきれません。


これだけ残ってしまった

 これだけだったら、お昼にチョイチョイとつまんで終わりなんですけど、


揚げ玉がたっぷり

 今回みたいな天ぷらの揚げ方だと、揚げ玉がたっぷり出来てしまうんですねえ。どうします?

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪天ぷら蕎麦≫

 なんて書いておきながら、料理は半分出来てました。マタギと同じ再利用方法を考えている人がいたんです。
 妻が、昨夜作った天つゆの残りを使って、鶏肉を使っためんつゆを作っていたんです。
 意見が一致したというか、マタギの思考を読み切られていたというか、よく分からん。少なくとも、昼食を作る負担が、お互いに軽くなったことだけは確かだ。
「味見してみてね。」
と言う。
 言われるままに、めんつゆの味見をする。塩少々とみりん少々を加えて完成。あっという間じゃない。
 あとは麺を茹でるだけ。

 茹でて、締めて、再加熱して、盛り付けたところに、つゆをかける。
 たっぷりの揚げ玉と天ぷらの残りを盛り分けて出来上がり。


 最近気に入っている、地元の手打ち麺を使って料理しました。
 旨かった!
 旨かった上に、昨日残してしまった山菜(他の)料理を食べ切れたので満足が倍増する昼食となりました。
 これは、「手、濡らさず」とは違いますね。「以心伝心」ってやつかな?昨日までに作った料理を、どのように再利用するかを考えた先がピタリと一致したという感じでしょうか。
 良かった。
 何よりも、連れ帰ったフキノトウたちを順調に美味しく戴けていることが嬉しい。そして、言葉に出さなくても同じ結果を考えていたところもかな。

 山の神様からのいただき物、最後まで楽しんで戴くことが収穫者のつとめだと思います。残っているフキノトウも楽しんで戴きたいと思います。次も考えが一致するかな?