山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

春の空気が広がってきた

2021年03月27日 | 山菜採り
 約束の時間になると、A氏がやってきた。車に荷物を詰め込んで出発。一緒に出掛けるのは5ヶ月ぶりぐらいだ。お互いの近況と息災とを確認しあいながら採り場をめざす。
 ちょうど日の出の時刻に着いた。身支度を整え始めるが、前回のように肌に突き刺さるような空気ではない。どちらかと言えば冷たさよりも暖かさ、厳しさよりも優しさが増している感じ。


 キクザキイチゲが数を増やしていました


 A氏が収穫を始める。
「今年初めての収穫だ。」
と言いながら採っているのはこれ、


 前回よりもふくよかに育ち、数を増やしていたフキノトウ

 フキノトウは、前回それなりに戴いているので、A氏にお任せ。今回私が連れ帰りたかったのはこちら。


 ワサビが花を咲かせていました


 少しだけいただいていきます



 タラの芽は、まだまだ先みたいです
 代わりにちょっとヤバイ奴を発見。


 知る人ぞ知る・・・
 トリカブトも、ちゃんと春の空気を感じて芽吹き始めていました。 怖い怖い。
 下流部を訪ねてみると、


 トウの立ったフキノトウ
 これは、少々戴いて帰りましょう。蕾とは違った春の味わいになるはず。アサツキも少しいただいて本日の収穫は終了。
 陽光はなかったんだけど、前回の厳しさが緩んで、優しい春の空気が広がってきた感じでした。
 A氏と再訪を約束して、帰路につく。

 山の神様、ありがとうございました。