山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

お正月に出番の山菜

2023年01月02日 | 山菜料理

 マタギ家の三が日の食卓は、年末から用意してきたお節料理とお餅で彩られる。そこで必ず使われるのがゼンマイ。これは、我が家のお雑煮には欠かせない山菜である。

 で、もう少し山菜の出番を増やせないかと考えて妻に提案してみた。

「ムキタケの佃煮って美味しそうだと思わない?」

「ダメ。勿体ない。」

ということで却下。

 それではということで再提案。

「赤コゴミ料理も合うと思うんだよなあ。」

「賛成。美味しそうね。」

 赤コゴミは、非常に美味しい山菜である。それだけで料理する価値が高い。そして、何と言っても在庫が大量にあるから、惜しむ必要がない。保存してある乾燥赤コゴミのうちで、令和元年5月に収穫したものの一部を戻して戴くことにしました。作るのは、≪赤コゴミの煮物≫。早速行ってみましょう。

 下ごしらえの部

 ・乾燥した赤コゴミを水に浸しておきます

 ・水に馴染んだら加熱して沸騰させます

 ・すぐに火を止めて蓋をして、冷めるまで待ちます

 ・水を入れ替えると

       しっかりと元に戻ります(フキが戻らなかったのが不思議)

 ・今回食べる分(400gぐらい)を5センチ幅に切ります

 ・糸コン・ニンジンは軽く茹でて、油揚げは油抜き

 ・使う調味料は、酒醤油みりん各大匙4に顆粒だし適量、水2カップほどを入れます 

 調理の部

 ・フライパンにサラダ油を敷いて、全体を加熱。油を絡ませます

 ・赤コゴミは柔らかめだったので最後に加えました

 ・すべての調味料を入れて、強火で煮詰めます

 ・水分が少なくなってきたら火を弱めて

 ・あらかたの水分が飛んだら出来上がり

 これが美味しいんですよ。

 3が日だけでは食べ切れませんが、全然問題なし。毎日食べても口飽きしないし、おかずとしても、つまみとしても一級品です。

 赤コゴミちゃん、今年もよろしくね。