事の始まりは、生クリームの消費だったはずなんです。そのために、何か美味しいレシピはないかと探していると、当たっちゃったんですね。その名も、
≪シュークリーム≫!
見つけた途端に思い出してしまいました。去年チャレンジしたけれど、見事に返り討ちにあってしまい、煎餅のように平らな生地になってしまったっけ。
今度こそ成功させたい!そんな思いがメラメラと燃え上がってきたんですよ。今回は、この前よりも少しは進歩したので、その記録を残しておくことにしました。
作業中、ずっと頭の中を流れていたメロディーが、中島みゆきの『時代』。しかも、同じフレーズだけ。
「今日は、倒れた旅人たちも・・・」
あれ?この続き何だっけ???
ずうっと思い出せないまま調理を続けました。
では、マタギの備忘録、記録を開始します。
下ごしらえ・調理の部(シュー生地)
・水牛乳薄力粉各80g、バター70g、卵小3個、砂糖5gを準備
・手鍋に牛乳と水とバターと砂糖とを入れて火にかけます
・かき混ぜていくうちにバターが溶け切ります(多分、砂糖も)
・沸騰後、いったん火を止めたら、薄力粉をふるいかけて混ぜていきます
・再び着火後、混ぜていくとまとまってきます
・また火を止めて今度は溶き卵を少しずつ入れて緩めていきます
※卵2個半ぐらいで止めたんだけど、入れ過ぎだったと思う
・絞り袋に移して、クッキングシートに落として塊を作っていきます
もう少し高くなるかと思ったんだけど、緩くてつぶれていく感じでした。
・200℃に予熱しておいたオーブンに投入
なんだか膨らんできている感じがする
・8分加熱した後、蓋を開けずに180℃に設定を落として更に15分
※途中で黒っぽくなってきたので13分で止めました
出してみると、
おおっ、ふくらんできている!
これは、角皿の隅にあった1個だけ。
残念ながら、残りは全滅でした。
こんな感じ
ただ、割ってみると、中に空間ができていて、膨らもうとした気配が残っている。味も、バターの風味が効いて非常に美味しい。
これは、最後に入れた卵の割合と、温度設定の問題じゃないかな。だって、熱の通りにくい手前だけが膨らみかけているもの。
今回も、ジャムなんかを乗せて食べることになるだろうけれど、マタギは、これから夜勤だ。後のことは妻に任せて仕事に出かけた。
よろしく頼んだよ
帰宅すると妻が、
「美味しくて、なくなっちゃった。ブルーベリーのジャムもなくなっちゃった。」
とのこと。
生地の内容は、やっぱり今回のもので良さそうですね。あとは、割合と温度だ。
あ、思い出した!
「・・・生まれ変わって、歩き出すよ。」
そうですよ。生まれ変わるんですよ。そして、歩き出すんですよ!
正直なところ、昨日の中華麺打ちで両手が筋肉痛なところに、今回の膨らまないシューで、少々心が萎えかかっていたんですけど、復活してきましたよ。
ようし、次の休みの日に、もう一度作ってみましょう。なんてったって、生クリーム全然使っていないもんね。