山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ごめんね(さんぽうた174)

2023年01月28日 | いきもの

   ごめんね   ゆきばれ Dean

 

ごめんね

ほんとうは

まいにち あいたいんだ

 

でも

かみさまは

ゆるしてくれないみたい

 

きみは きたかぜのこ

ぼくは たいようのこ

いっしょには いられない

 

だから

ときどきしか

あいに これない

 

ごめんね

きみが たいせつなんだ

 

       寒気が緩んで

       久しぶりに太陽が顔を出しました

       枝先の雪は、それは美しく

       それこそ芸術作品のよう

 純白の雪と、冬の日差しとが絡み合って織りなす造形です。

 ただ、日が当たった枝からは、次々と雪が落ちていきます。

 これは、日光の力。仕方がないよね。

 でも、聞こえてきたんです。

 

 ゴメンね

 

 そうか。

 そう思っていたんだ。

 このことに気づくと、寒波が残していった白銀の世界と、やっと顔を出した日光とが愛おしく思えてきました。

 はかなく美しい出会いだったんですね。

 束の間の雪晴れの日の出来事でした。