ごめんね ゆきばれ Dean
ごめんね
ほんとうは
まいにち あいたいんだ
でも
かみさまは
ゆるしてくれないみたい
きみは きたかぜのこ
ぼくは たいようのこ
いっしょには いられない
だから
ときどきしか
あいに これない
ごめんね
きみが たいせつなんだ
寒気が緩んで
久しぶりに太陽が顔を出しました
枝先の雪は、それは美しく
それこそ芸術作品のよう
純白の雪と、冬の日差しとが絡み合って織りなす造形です。
ただ、日が当たった枝からは、次々と雪が落ちていきます。
これは、日光の力。仕方がないよね。
でも、聞こえてきたんです。
ゴメンね
そうか。
そう思っていたんだ。
このことに気づくと、寒波が残していった白銀の世界と、やっと顔を出した日光とが愛おしく思えてきました。
はかなく美しい出会いだったんですね。
束の間の雪晴れの日の出来事でした。