山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ナメコタヌキ蕎麦の日

2024年03月25日 | 日記とレシピ

 本日は休みだが、海山の条件が整っていない。

 と言うか、ここまで来たのに、気温が足踏み状態なのだ。

 フキノトウは、それなりに育ってきてるけど、他の山菜は難しいと思う。

 本日もすっぱりと諦めて、近くの霞城公園でバードウォッチングとフラワーウオッチングを楽しむことにします。

    ジョウビタキ他に会えました(鳥は撮影、難しいっス。他の画像は機会があったら)

 さて、ランチですけど、本日も「お預け料理」ですね。

 保存してある山の幸を使って、来たる日に向けて英気を養いましょう。

 そう言えば、最近、おそばを食べていませんでしたね。

 ただ、山の幸は、あるにはあるけど、乾燥品も塩漬け品も、戻すには時間がかかり過ぎる。

 それでは、ナメコで行ってみますか。

 ええと、

       瓶詰めと冷凍が出てきました

 どっちも即戦力なんだけど、どちらかと言うと日持ちしないのが冷凍保存。

 そして、瓶詰めの場合、量が多いから、一度開封したら、2~3回に分けて調理する必要が出てくる。

 したがって、本日も冷凍ナメコを使うことにしました。

 さて、トッピングだけど、このところ病みつきになっているのが、『揚げ玉』と『焼きネギ』。

 この二つが加われば、無敵でしょう。

 早速始めましょう、ナメコタヌキ蕎麦 焼きネギ添え

 下ごしらえ・調理の部

 先ずは揚げ玉から始めるんだけど、何と言っても家族みんなが大好きだということが一番。

 そしてですね、作る過程が楽しいんですよ。 

 

 ・水35gに、酢2.5g、薄力粉18gを加えてよく混ぜたら

 ・刷毛を使って170℃の油に散らしていきます

 ・浮いてきた揚げ玉から泡が出なくなったら掬い取って

 ・キッチンペーパーで油を切ったら

       出来上がりなんですけど

 分かります?このまん丸さ。

 何が起こっているかというと、

       油に落とされた小麦粉水は、いったん底に沈んだ後

 沸騰して水分が抜けていくと軽くなって浮き上がり、

       残りの水分を蒸発させていきます

 この過程で丸くなるようです。

 無重力の宇宙空間で、ドロドロのマグマが、いつしか冷えて球体になるのにも似ているし、水中で吐き出された泡がまん丸になるのとも似ています。

 この様子を見るのが面白楽しいんだよ。

 しかも、調理に使っては美味しいし、応用範囲も広いから、また作りたくなるんですね。

 続いて、焼きネギなんだけど、

 ・縦に割って、適当な長さに切って、揚げ玉を揚げ終わって油を切った鍋で炒めて

 ・焦げ目がついて香ばしい香りがしてきたら出来上がり

 いつぞやの『鴨南蛮』以来、こちらも病みつき商品でございます。

 さて、しんがりのナメコ君ですけど、

 ・かけ蕎麦のつゆに、凍ったままドバっと入れて加熱すれば

 ・勝手に戻ってくれます

 ※保存時に下ごしらえと下茹でをしてあるから便利です

 あとは蕎麦を普通に茹でて、締めて、ちょっとお湯をくぐして湯切りして、盛り付けます。

       出来ました

 ここでも、トッピングは、セルフサービスです。

 ま、この場合の個人差は、どのくらい盛るかですけどね。

 大変美味しい『お預けランチ』になりました!

 ただ、食べ終わって気付いたことが一つ。

 冷凍コゴミもあったんだっけ!

 今回の料理を振り返ってみると、『焼きネギ』が頭に浮かんだ時点で、完全に思いが巡らなくなってしまいましたね。

 ある意味、仕方がないことかな。

 あえて両立させるような組み合わせではないような気がするし、今回の料理に不満は全くないんだから。

 コゴミはコゴミで、また別の楽しみ方を考えればいいってことだ。

 ということで、

 ご馳走様でした!

 山の神様、冷凍庫の神様、本日もありがとうございました!