T川の余韻も冷めやらぬままに、本日は休日出勤となる。マタギの場合、年度始めということもあり、仕事が本格化するのは、もう少し先のはずだから、本日に関しては、そんなに追い立てられることはないんじゃないかな。ということで、こちらの方は、まあ、いいんだけど、問題は、本業の方だ。職場のタケノコが出始めたのなら、放っておいていいはずがない。そのままにしておけば、ただの竹になってしまうんだから、そうなる前に収穫せねばなるまい。ホリデイマタギは、職場でもマタギなのだ。
で、どうするかと言うと、休日の道路事情が、マタギの背中を押してくれるはず。なんてったって、観光地に向かうわけじゃないんだから、通勤路の渋滞は発生しない。それなら、早く職場に着いて余裕ができる。その余裕の時間を使ってタケノコを掘ってみようではありませんか。車にスコップを積んで出勤する。
案の定、いつもより15分以上早く職場に着いた。善は急げ!行動あるのみです。
見つけたタケノコを掘るMちゃん
出てきた出てきた♡
なお、これは、翌日の昼休みの画像です。その日の朝の収穫物は、
このようになりました
仕事を無事に終えて帰宅。せっかく戴いてきたご馳走ですから、心して調理しなければなりません。まずは、
アク抜き40分コース
前回よりも太いので、少し時間を伸ばしました。竹串は、問題なく通りましたよ。
続いて皮を剥くと調理に取り掛かるのですが、気になるのがこちら様。
柔らかそうな皮がいっぱい
君たちは、少し待っていておくれ
本日は、≪タケノコの皮のメンマ≫を作ってみましょう。
『ユキ』さんのレシピをベースにしました。
下ごしらえ・調理の部
・剥いたタケノコの皮のうち、柔らかい部分を幅1cmぐらいに切って、ちょっとタケノコを足して150gにしました
・ごま油少々で炒めて、油が回ったら
・ぬるま湯1カップで中華出汁小さじ1を溶いて、酒15g、醤油10gを加えて
・タケノコの皮を炒め煮に
・煮詰まってきたら、みりん10gとごま油少々を追加。再度煮詰めます
・水分があらかた飛んだら出来上がり
これで本日は限界。裏番組で、イタドリ料理とタラコ料理もやっていました。続きは明日に回しましょう。
翌日、仕事から帰宅すると続きに取り掛かる。
妻が言うには、やっぱり土佐煮がいいとのこと。
「みそ汁にも、少しもらいたいわ。」
と言うので、準備。
左が土佐煮用、右がみそ汁用です
コツは、根元に近いほど固いから薄切りにすることでしょうか。それから、
鰹節はケチらない!
この料理は、所謂、山海の珍味というものだと思っています。山と海の恵みが協力してこそ美味しさが引き立ちます。タケノコ700gに5パック(12g強)使いました。
はい、召し上がれ
調理の過程と調味料の割合は、前回と同じなので省略。全体量が多かったせいか、少し甘めに仕上がりました。もうちょっと甘みを抑えてもいいような気もしたけれど、まあ、好評だったからよしとしましょう。
本日も、ここでバトンタッチ。続きは妻と娘に託しました。
そして、夕食には、
タケノコのいい香りが広がります
大変結構でございました。でも、結構大変でした。この3日間でミズにクワダイ、コゴミにイタドリ、そして、タケノコ料理が3種類ですから(1部助けてもらったけどね)。
正直な感想は、「ようやくここまで来たぜ。」
O山域とT川の山菜軍団だけでも手に余るというのに、職場のタケノコまで加わってしまったから、もういっぱいいっぱい。猫の手も借りたいというのは、このことでしょうか。
さあ、残るはもう二品です。
腕によりをかけて調理したいと思います。
・・・家族の手もちょっとずつ借りながらね。
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