仕事から帰宅すると、妻が具合悪そうにしている。
「どうしたの?」
「・・・おもち、食べ過ぎた。」
なるほど。それじゃあ、暫く動けんかも。
鏡開きを過ぎても、我が家には餅がたくさん残っている。理由は簡単で、供給に対する需要が低すぎるからだ。なんと言っても、最大の原因は私じゃないかな。以前は、『歳の数ほど』とまではいかないまでも、一食当たり十個以上食べていたのが、ここにきてグッと消費数が減ってしまったからだ。残ったお餅の行く末を案じて、日中食べ過ぎたらしい。
胃に残るんだよねえ、食べ過ぎたお餅って。それで、動けなくなったってわけだ。少々責任を感じる。
「夕食、思いつかない。」
「作っていい?」
と、やりとりが進んで、私が作ることになった。
で、何作ろうか?
ポクポクポクポク チ~ン
≪おでん≫
こういう飽食時には、スッキリ系ですよ。『七草』には及ばなくても、『すずしろ』君が入ったつゆを戴くだけで、身体が癒やされるってもんだ。
下ごしらえの部
・大根1/2本を桂剥きして、厚さ3~4㎝の半月切りに
ちょっと「ス」が入ってるけど、ま、いいか
・圧力鍋でヒタヒタの水で加圧5分
浮いてしまうんですけど、構わずスタート
・こんにゃくも、整腸作用があるとか
このぐらいあれば良いかな
・ひと茹でして臭み抜きをします
・冷蔵庫にある食材を切り分けていきます
かなり、いい感じになってきました
※画像にないけど、串の牛肉は湯がいてアク抜きしました
調理の部
・お湯1ℓに対して塩と顆粒だし各小さじ1
・沸騰したら火を止めてオイスターソースを大さじ1。これが我が家の定番なんですけど・・・
今回は困った
いつも使ってる『azino●●』がなくて、『co-●●』のオイスターソースを使ったら、味が全然違う。申し訳ないけど、「コク」がない。急遽追加。
・みりん大さじ1強と顆粒だし少々を加えて、ようやく納得の味に
※以下、おでんのつゆは、一切沸騰させずに調理します
具材を並べて、みんなで鍋を囲んで
ホカホカを戴きます
ああ~、美味しかった。
我が家の場合、お好みでからしを使います。更にあったまり感が増す感じ。
妻も喜んで食べていました。
このメニューにしてよかった。
今回は、台所に待機していた食材たちに感謝ですね。
ありがとう。そして、ご馳走様でした!
妻よ、早く元気になってね。
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