文章だけだったブログに図形を入れようとして奮闘しています。マイクロソフトのWordに図形描画機能があるので、これを習得しようとし、何とか図形を描けました。Excelにも同様の機能があり、こちらも試行し、同様の図形を描画できることを確認しました。しかし、Wordの図形データは、Wordの世界でしか通用せず、これをブログの領域にコピーしようとしても、ブログが解釈できません。図形データは、画像データに変換しないと、ブログに掲載できないようです。そこで、とりあえずの手段として、Wordの特殊文字を使った図面がブログで解釈できるかどうか、試行しました。
このような疑似的な図形を使い、昔集めたデータの記録を基に、気象学における気圧配置と風向きの関係についてブログで公開することにしました。
2006年10月25日から1年間に亘って、毎日、新聞に掲載される天気図を切り抜いて集めました。このデータが、廣田勇著「グローバル気象学」(東京大学出版会)などに書かれている理論とどれほど合っているのか、検証します。
高気圧/低気圧の等圧線が円形になっている理想モデルでは、等圧円周に沿った地衡風の風向きは、高気圧では時計回りの方向に、低気圧では反時計回りの方向になると考えられます。そこで、西側に高気圧、東側に低気圧が配置されるいわゆる西高東低の気圧配置では、図のように、並んだ高気圧と低気圧が、第3の大気の流れをつくりだすローラのような役目をし、両気圧の谷を通る風の風向きが、北から南へと流れる方向と考えられます。
<shapetype id="_x0000_t202" path="m,l,21600r21600,l21600,xe" o:spt="202" coordsize="21600,21600"><stroke joinstyle="miter"></stroke><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t"></path></shapetype><shape id="_x0000_s1026" stroked="f" type="#_x0000_t202" style="MARGIN-TOP: 53pt; Z-INDEX: 251666432; LEFT: 0px; MARGIN-LEFT: 147.85pt; WIDTH: 27.5pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 25.2pt; TEXT-ALIGN: left; mso-height-percent: 200; mso-width-relative: margin; mso-height-relative: margin"><textbox style="mso-fit-shape-to-text: t">
|
・ ・ ・ ・ ・
・ 高 ↓ ・ ↓ 低 ・
・ ・ ・ ・ ・
・・・ ↓ ・・・
集めたデータを検討すると、この理論が実証されていると考えられるものは、11/11,12/7,12/16,12/27,1/7,2/1,2/10,3/12,3/25,6/15,7/6などのデータです。確認できない天気図も多い。
一方、西側に低気圧、東側に高気圧が配置される場合では、図のように、両気圧の谷を通る風の風向きが、南から北へと流れる方向と考えられます。
<shape id="_x0000_s1028" stroked="f" type="#_x0000_t202" style="MARGIN-TOP: 53pt; Z-INDEX: 251675648; LEFT: 0px; MARGIN-LEFT: 147.85pt; WIDTH: 27.5pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 25.2pt; TEXT-ALIGN: left; mso-height-percent: 200; mso-width-relative: margin; mso-height-relative: margin"><textbox style="mso-fit-shape-to-text: t">
|
・ ・ ・ ・ ・
・ 低 ↑ ・ ↑ 高 ・
・ ・ ・ ・ ・
・・・ ・・・
<shape id="_x0000_s1027" stroked="f" type="#_x0000_t202" style="MARGIN-TOP: 80pt; Z-INDEX: 251673600; LEFT: 0px; MARGIN-LEFT: 40.2pt; WIDTH: 29.25pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 25.2pt; TEXT-ALIGN: left; mso-height-percent: 200; mso-width-relative: margin; mso-height-relative: margin"><textbox style="mso-fit-shape-to-text: t">
|
集めたデータを検討すると、この理論が実証されていると考えられるものは、4/6,4/18,5/1などのデータ位であり、西高東低の場合よりさらに確認できる天気図が少なくなります。
ただし、この理論に反するようなデータはほとんどないところから、どちらかと言えばこの理論は正しいものと見なせます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます