

今朝は冷たい雨。僅かだが、北よりの風が吹いている。
昨日は曇り空だった。
夕方までには降って来そうな情報だったので、市民の森へすっ飛んた。
28日に八分咲きだった桜が、満開になっているはずだった。
昼近くの時間だったので、車は渋滞。
予想通り、桜は満開だった。
花見客もどっと押し寄せていた。
上の写真は、3月29日のブログで、「桜咲く只今フルート練習中」と詠んだ桜である。
女性二人が立っていた付近は、「只今中高年の宴会中」であった。
遠目に見たところ、ビール瓶とワンカップが並んでいた。

上の写真は、昨日3月30日のブログで、「離れゐてベンチに憩う花疲れ」と詠んだベンチ付近である。
昨日は角度を変えて撮影したのだが、桜の下は家族連れでイッパイ。
「花疲れ」の年代ではなく、子供連れのグループで微笑ましい。
もう桜は見ていない。
食べることと飲むことで夢中。子供達のエネルギーは素晴らしい。
高齢者医療制度に対する怒りなど、一瞬、忘れてしまう嬉しい光景だ。
「花疲れ」は、高齢者専用の季語なのだろうか。
いや、帰宅後の親たちにも、きっと「花疲れ」が訪れるに違いない。
とにかく今は、若い家族のエネルギーに囲まれ、満開の桜が所在なさげだ。
賑はひて真中の花の孤独なり 鵯 一平
今日で平成19年度は終わり。
明日からは新しい会計年度を迎える。
新年度政府予算はどうなるのか。
道路特定財源問題はどんな決着をするのか。
昨夕のNHKの番組で、首相インタビユーが組まれていた。
政治の混乱に対する特効薬もなく、弱り切った表情に見えた。
賑わいて 福田首相の孤独なり
などと言いたくもなるが、駄洒落を言っていて済む話ではあるまい。
このままでは漂流日本丸が沈没してしまいますぞ。
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