低体温体質の問題は言われて久しい。
私の体温も低い。通常では36度までは行かない。
その低体温が問題なのだそうだ。
免疫力が著しく下がって、ガンになるケースも多いと、本に書いてあった。
本に書いてなくても、大方は想像がつく話だ。
身体の活動が停滞しているからこそ、体温が低いのだ。
身体活動が停滞すれば、免疫力が弱ってしまうことは当然。
「生まれつきの体質なのだから、仕方がないじゃないか。今さら親を恨んでみても始まるまいよ」
私はそのように思って諦めていた。
ところが、医師をはじめ識者たちは、「治せばいいではないか!」と書いている。
幾つかの方法があったが、「筋肉の増強」は説得力がある。
筋肉を増強すれば、基礎代謝が多くなるというわけだ。なるほどと思った。
「自律神経を安定させるべきだ」とも言われている。
しかし、こいつがもっとも厄介な話だ。
「性格を変えろ!」と言われているようなものだ。
私は寝付きが悪い。「交感神経」と「副交感神経」がうまく入れ替わらない。
いつまでも「交感神経」が頑張っている。
私の身体は、絶えず戦闘状態にいるらしいのだ。
あの大風の中、往復360キロも走って墓参に行くなんぞ、その性格のせいかもしれない。
私だって、いつまでも闘っているつもりではない。神経が勝手にやっている。
つまり、性格の問題。育ちが悪かったせいかなァ。
信仰によって治ることでもなさそうだ。
間もなく喜寿を迎えるというのに、なんとも愚かな話ではないか。
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