政治の世界が、かなりきな臭くなってきましたね。
明日の7月12日、都議会議員選挙が行われます。
野次馬根性的に言えば、面白くて眼が離せない。
開票結果がどのようになろうとも、政権与党は総選挙の先延ばしを画策し、野党は総選挙の早期実施を叫ぶに違いありません。
その過程で、衆院では麻生首相の不信任案の論議が起こり、参院では問責決議案が取り沙汰されるのでしょうか。
もうウンザリです。
このままでは世界から嘲笑の的になり、とり残されます。
ロシアは今ごろまた、北方領土の2島返還論を言い出しました。
国内基盤が弱い麻生首相相手なので、言いたい放題です。それが国際社会です。
今度のサミットにおいて、麻生首相の存在感は薄かったようでした。
作り笑顔の麻生さん、むしろ痛々しかったですね。
我が国はどうすればいいのでしょうか。
支持率60パーセント程度の政府でないと、まともな外交もできません。
過半数の賛成を得られなければ、政策の実行は難しい。
それが民主主義国家です。
衆議院選挙を逃げまくった自公政権が、今、崖っぷちに立たされています。
自分の当選を考えることは、民の意見を尊重することです。
だから、当選のために血道を上げるのは議員として当然のことです。
しかし、今の状況には違和感を感じます。
なぜでしょうか。
政治家が、信念を説かないからだと思います。
単に党利党略や人気取りを考えすぎているから、薄っぺらにしか聞こえない。
民主主義が邪道に陥っているようです。
これは選挙民の責任でもあるのです。
政治家は政策を論じ、選挙民は真摯にそれを評価する!
その王道に戻ってほしい!
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