新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

平均寿命が延びた

2009年07月18日 06時32分34秒 | 身辺雑記

 昨日、某紙の見出しを見て、ドキリとした。

「イライラする若者 60%超」の見出しの下に、「延びる平均寿命」という見出し。

 見た瞬間に、「平均寿命が延びたので、若者がイライラしているのか?」と思ってしまった。

 よく読めば、「平均寿命」と「イライラ」は、まったく別の記事だった。

 某紙としては、関連づけて訴えたかったのだろうか。勘ぐりたくもあった。

 一方、テレビでは、大雪山系トムラウシ山の遭難を報じていた。中高年登山の悲劇だった。

 三つの事柄を、深く結びつけて考えてはいけない。

 しかし、結びつけるムキがあっても、おかしくないかもしれない。

 まだ平均寿命には達していない私だが、子供や孫たちの世代を考えるとき、複雑な気分に陥ってしまいそうだ。

 謙虚に生きなければならない。切に思う。

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風鈴の莫迦騒ぎ

2009年07月17日 07時38分24秒 | 写真俳句・エッセー

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 われわれは不幸な国に生まれたのかも知れない。

 政治とは何か。

 国民生活の安穏を保証し、次なる夢を描かせるための国のシステムだ。

 今の日本、果たしてその機能が働いているだろうか。

 都議選以来の自民党の狼狽ぶりは、政治システムが機能しているようには見えない。

 単なる「自分主義」ではないのか。

「自民党の凋落を防ぐことが、国民生活の安穏を保証することなのだ」

 そんな強い思いがあるのだろうか。一向に伝わってこない。

 マニフエストの論議なんぞ、自民党の動きからはよく見えない。

 だから、「生みの苦しみ」とは思えないのだ。苦しんでいない。おちゃらかして遊んでいる。

  ホンネは自分のことをのみ考えている選良たちの茶番劇。

       万骨の嘆き風鈴の莫迦騒ぎ  鵯 一平

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久闊を叙する

2009年07月16日 06時50分57秒 | 身辺雑記

 昨日、Sさんと会えた。

 久しぶりのことであった。

 Sさんは長いこと要職にあった。大企業のトップであり、ある団体のトップも兼ねていた。

 Sさんと私は、ずっと以前から親しい関係にあった。私はそのように思っていた。

 しかし、年齢差もあり、立場の違いも出てきたので、親しく話をする機会が減っていた。

 そのSさんが、このたび一線を退かれた。それを機に、わざわざ会いにきてくれた。

 とても嬉しかった。

 嬉しさに突き動かされて、長談義になってしまった。

 Sさんも私も、話し好きである上に、考えの方向が似ていた。長談義は当然の帰着だ。

 話題は方向を定めない。あっちへ跳んだりこっちへ滑ったり……。

 趣味の話、スポーツ論、政治の勘ぐり。

 楽しい時間が、またたく間に過ぎて行った。

「また会いましょうや」

 再会を約して別れた。

 若い頃の彼は、どちらかと言えば、理屈っぽいヤンチャだった。今はそのやンチャっぽさを残しつつも、重鎮としての静けさが加わったようだ。

 意義のある今後を期待したい。

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老老の労り

2009年07月14日 06時23分24秒 | 写真俳句・エッセー

 ここのところ、多忙だ。外に出る機会が多い。

 一昨日の日曜日は、私の実家で法事があった。

 常磐高速道を往復で、約370キロメートルを走った。かなり疲れた。

「土・日は何処まで行っても1000円」という割引料金の日だったが、思いの外混み合ってはいなかった。

 昨日は東京のお盆の入り。

 妻の実家のお盆は、文京区なので、7月に行われる。義父母のお盆詣りに行った。

 わが家の息子の嫁さんも、実は同じお寺に葬ってある。しかし、わが家は息子の都合で、月遅れでお盆を行うことにしている。つまり、正式なお盆は、8月13日~15日。

 とは言っても、「郷に入りては郷に入る」に従い、ほかの墓と同様、お掃除をして花を飾っている。お墓を綺麗にし、お線香を上げて悪いことはない。

 幾組かの墓参りの人たちに会った。老夫婦の姿が多い。

 車椅子を押している夫婦もいた。2組とも、夫が押していた。

 住職へのご挨拶もそこそこ、急いでわが家に戻った。

 夕方、後輩の送別会の予定が入っていた。

 シャワーを使い、食事をして、バタバタと家を出た。この暑い中の出たり入ったりは堪える。

 後輩のT.Y君が退職したのだ。会社としては、まだ頑張ってほしかったらしいが、退職への本人の意思は固かった。

 奥さんの体調が優れないらしい。

 T.Y君の話によれば、家庭を顧みなかったこと対する、贖罪の気持ちがとても強いように思えた。

 お墓詣りで会った老老のいたわり合いも、T.Y君のケースも、これからの日本の一つの側面かもしれない。

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      老老の労り合ひや合歓の花    鵯 一平 

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読めた話

2009年07月13日 07時21分25秒 | 身辺雑記

 都議選の結果が出た。

 民主党が第一党に躍り出た。

 自公は過半数割れ。

 驚くにはあたらない。予想できていた結果だ。

 石原都政に対する批判もあったろうが、投票心理の大方は、国政に対する反発だ。

 ハレンチ知事に執心した自民のお粗末。

 つまり、民主の勝利ではなく、自民の自滅そのものだ。

 国民を侮ったバツだ。それを、国民自身も受けている。

 日本の国政は、しばらく混乱するに違いない。

 新たな政治体制に落ち着くには、10年はかかるのではないか。

 今日から先生方の政治ごっこが始まる。

 これは読めた話。

 当分は見る気持ちにもなれない。

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